2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32416B27)
募集終了

国名
パラグアイ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2016/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

第59 プロフェッソーラ・ルシア・タバーレス小学校

3)任地( カアグアス県カアグアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

就学前教育課程(5歳児)及び基礎教育課(第一サイクル(1~3年生)、第二サイクル(4~6年生)、中学(7~9年生))を擁する公立学校である。2015年11月時点での生徒数は1017名、教師数は58名。パラグアイ政府から配賦される予算は人件費のみで、学校運営費は父母会の寄付等で賄われている。
現在実施中の技術協力プロジェクト「地域と歩む学校づくり支援プロジェクト」(2013年9月~2016年9月)では、カアグアス県を含む4県において、地域の特徴を活かした学校教育の実践に向けた学校運営管理の支援を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラグアイは1994年以降教育改革に取り組んできており、就学前教育及び初等教育の無償・義務化が実現した一方、学校運営管理の改善は不十分とされている。パラグアイ教育省は学校運営計画(通称、PEI)において、各小学校での地域の特徴を活かした学校カリキュラム計画(通称、PCI)の策定・活用を目的とし、JICA等の国際機関の支援を受けながら、PCIを含むPEIマニュアルの策定促進、同マニュアルに沿った校長への研修実施等に取り組んでいる。しかしながらパラグアイの学校ではPCIのようなカリキュラムの策定及びPCIに沿った授業実践の経験に乏しく、現場レベルで各学校の教員が試行錯誤しながら取り組んでいる状況にある。係る背景の下、地域のモデル小学校において、総合的学習など日本の知見を活かしつつ、授業における実践を促進し、パラグアイ他地域からも参考になるモデル事例を形成することを目的とし、本要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 教科教育の中に地域の特徴を活かした体験を通した学習を導入する。
2.地域の特性を生かした実験、体験活動、社会見学などの課外授業等を企画・実施支援する。
3. 学校菜園や環境活動などの学校全体の取り組みを支援する。
4.その他、学校運営改善やより良い授業の実施に向けたカウンターパートの活動の実施を支援する。

(参考)パラグアイには歴代の小学校教育分野のJOCVが作成した算数の教材(教科書及び指導書)があり、活用可能。また、本邦で研修を受けたパラグアイ人が自主的に公開授業を行っている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

・ 校長、教頭、教師(非常勤を含む合計約58名。25~50歳程度)
・ 生徒数1017名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が同等の資格を有するため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先小学校としても、試行錯誤の中での取り組みであるため、ボランティアの主体性とアイデアが求められる。