要請番号(JL32420A35)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働雇用・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
国家職業訓練局アルト・パラナ支局
3)任地( アルト・パラナ県エルナンダリアス市 ) JICA事務所の所在地( アスンシオン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
労働雇用・社会保障省管轄下の国家職業訓練局(SNPP)は、産業界の需要に見合う人材育成を目的に1971年に設立された技術教育機関。全国に16か所の支局および42か所の訓練センターを展開しており、配属先のアルト・パラナ支局はその1つである。主に18歳以上を対象に職業訓練を実施しており、多種の短期訓練コースの他、2019年から短期大学部に自動車科が開設された。同支局には隊員派遣の実績はないが、SNPPでは技術協力プログラム「産業界のニーズに応える高度技能人材育成プロジェクト」が実施されている(2020年5月終了)。SNPP全体の年間予算は約330万米ドル(2018年度)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パラグアイには日本からの中古車も数多く市場に流通しているが、自動車のメンテナンスや修理を適切に行える技術者が不足しており、人材育成の需要が高い。配属先では、2019年から短期大学部に自動車科を新設し、2年間で座学751時間、実習1249時間を行う。機材はそろっているが、産業界の需要にあった人材育成を行うためには、新設された同科におけるより良い学習環境づくりのための助言や、学生や講師に対する技術支援が必要とされおり、配属先も日本の授業方法や授業に対する姿勢への関心が強い。また、短期大学のカリキュラムでは5Sの授業が必修であり、5S定着の支援も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員のこれまでの経験を踏まえ、以下の活動を行う。
1.同僚講師が実施する座学及び実習を支援する(自動車分野全般の知識・技術の共有)
2.カリキュラムや授業、実習内容の改善に対し助言・支援する
3.授業観察後、講師へのフィードバックを行う
4.日本の『自動車整備』教育事情について情報提供を行う
5.5Sの日常的な実践を支援する
(※授業は午後4時~9時の枠で行われる。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般整備用工具一式、電気実習回路、実習用エンジン等(すべて韓国製)、実習用車両(講師・近隣住民の持ち込みのため車種・型式等不定)。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・学務主任:女性(30代)
・同僚講師:男性(30代)
・インストラクター:男性2名、女性1名(:20~30歳)
活動対象者
・自動車科学生:男女 20名程度(18~50歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:実習での指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ(または離れ)となる予定。