2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL32717B21)
募集終了

国名
ペルー
職種コード 職種
G232 文化財保護
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

日本人ペルー移住資料館”平岡千代照”
日系社会 NGO

3)任地( リマ市ヘスス・マリア区 ) JICA事務所の所在地( リマ市サン・イシドロ区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ペルー日系人協会は、文化センター、高齢者介護サービス、医療機関等を運営し、日系人以外も対象とした事業を展開している。同協会の一部門である移住資料館は、日本人のペルー移住80周年記念行事として1981年に開館し、移住者とその子孫が係わった史実や関係資料の保存と展示を行っている。初期の日本人移民の生活史から日本とペルーの外交史、日系人社会の発展の歴史等の史料の収集を進めている。日系人協会の他部門では、日本語教育、高齢者保護のJV(青年海外協力隊)、SV(シニア海外ボランティア)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は日本人移民の歴史に関する専門資料館で、初期の移民の旅券や日本からの持参品、生活用品などを収集し一般に公開している。収蔵品の大部分は日系人家庭からの寄贈品で、日本人移民と日系人社会の成り立ちと、その生活史を伝えている。特に、1950年代からの日系紙や写真のコレクションは膨大で、この一部はマイクロフィルム化されているが、作業は完了しないまま中断されている。今後は、利用者が広く利用できるようデジタルアーカイブとして保存したい考えであり、日系学校や関係団体への資料の貸し出しや出張授業も実施したい意向である。しかし、日系人職員が日本語を母語としないため、これらの作業が思うように進まず、また、収蔵庫の湿度管理や、企画展の内容や展示方法についてのアイデア提供も求め、今回要請となった。


2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先職員と共に以下の活動を行う。
1.博物館収蔵品の整理と分類
2.デジタルアーカイブ化のための収蔵品の写真撮影協力
3.日系学校や関連施設との連携活動への協力
4.関係資料収集補助

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、デジタルカメラ、マイクロフィルム(ロールタイプ)、マイクロフィルムリーダー

4)配属先同僚及び活動対象者

館長(男性、60代、非常勤)
職員(女性2名、50代、学芸員課程受講中)
他、日系人協会関係者多数

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(12~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

写真撮影は一般的なデジタルカメラを使用し、写真の専門的な知識は必要ない。