要請番号(JL32720A11)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
通商観光省
2)配属機関名(日本語)
技術革新センター・通商観光省
3)任地( アマソナス州チャチャポヤス市 ) JICA事務所の所在地( リマ市サンイシドロ区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アマソナス州は人口38万人、このうち5万5千人がチャチャポヤス市に居住する。配属先の技術革新センターは、2003年に民間の基金で設立・運営されていたが、2009年から現在に至るまで通商観光省の傘下で、州都チャチャポヤス市を中心にウトゥクバンバ渓谷地域の観光開発セクターにおける人材育成や地域特産物のマーケティング活動を行ってきている。2019年3月から4年間にわたり、JICAによって「文化的景観の持続的な開発促進プロジェクト」が展開されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先センターは、民芸品課をはじめとして、観光課、環境課からなる。民芸品課では、木工、織物、陶器、ビーズ細工の4つのグループによる技術研修やマーケティング活動を進めてきている。2018年には、外部コンサルタントによる民芸品開発と観光事業への包括的開発調査を実施し、この提言に準じて、2019年から地域の10カ所の拠点を巡回し、それぞれの地域の民芸品グループの技術指導やマーケティング活動にかかる支援を行ってきた。この過程において、域内で生産されている民芸品のデザインの改善を求める声が多く、地域の文化を生かしつつ、観光客に受け入れられるデザインや、これら民芸品の販売促進に関する協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 域内の民芸品の生産の現状を調査し、現状を把握する。
2. 域内10地域(うちチャチャポヤス市内3カ所)を巡回し、デザインの改善にかかる指導・助言を行う。
3. 民芸品の流通、販売などのマーケティングの指導を行う。
4. 域内の文化的背景に基づくウトゥクバンバ・ブランドの立ち上げを支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、カメラ、事務机、ミシン(直進、レザークラフト用、オーバーロック、刺繍)、編み機、木工用CNC
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:所長、男性、50歳代、行政官歴20年
技術系職員:6名、女性、40~60歳
事務職員:5名、男女、20~60歳
インターン:2名、男女、20歳代
活動対象者:域内10地区の民芸品グループ(主に女性10名~20名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高等専門学校卒)美術 備考:専門的技術が不可欠
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に基づく指導が求められる
[参考情報]:
・デザインにかかる実務経験
・繊維・衣類・織物のデザイン経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(湿潤大陸性気候) 気温:(9~22℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)