要請番号(JL42416B01)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光遺跡省
2)配属機関名(日本語)
サルト歴史民俗博物館
3)任地( サルト ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サルト歴史民俗博物館は、2010年11月に開館し、観光遺跡省バルカ支局が運営、管理および来訪者へのガイドを行っている。同博物館は歴史的建造物を改装してできており、内部にはサルトの歴史紹介や民族衣装・調理器具・薬草・香辛料等伝統的生活様式が展示されている。2012年9月~2016年8月まで、JICA技術協力プロジェクトとして「サルト市における持続可能な観光開発プロジェクト」が実施され、町全体を屋根のない博物館として活性化させる「サルト・エコミュージアム構想」の中で中心的な役割を果たしてきた。サルト市へ派遣された文化財保護やコミュニティ開発、建築、環境教育などのボランティアとも連携を取ってきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
「エコミュージアム構想」実現のためには、地域住民が主体となって、地域の伝統文化や生活様式および自然環境を持続的かつ科学的な方法で保存、保全、展示および活用していくことが必要である。2013年~2014年にかけ学芸員として短期JVが派遣され、収蔵品や写真の情報整理とデータベースの構築、ワークショップやイベントなどの教育活動を行った。また、サルトへ派遣された複数名の他分野ボランティアも、そうした教育活動を支援してきた。JICAの技術協力プロジェクトは終了するが、引き続き、サルト市に存在する文化資源の情報蓄積と発掘、地域住民への情報発信、次世代を担う子供達への教育活動の継続が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.博物館スタッフと協力して、サルト市の有形・無形の文化資源を活用し、地域住民への教育活動を企画・実施する。
2.近隣の学校を訪問し、文化資源について、子供達の認知向上と意識啓発のためのプログラムを実施する。
3.教育・啓発活動に必要なリーフレットや地図などを作成する。
*サルト市の観光開発に関わる他の団体ともやりとりする可能性があるため、意思の疎通が可能な英語力が必要である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
Adobe Illustrator ソフト(追加・修正のみ)
4)配属先同僚及び活動対象者
博物館館長(男性/50代/観光遺跡省バルカ支局長兼務)
子供対象のアクティビティ、博物館の実務運営担当者(1名/40代/女性/大卒)
学生対象の博物館ツアー担当(1名/30代/男性)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先が男性を希望しているため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)