要請番号(JL42416B23)
募集終了
3代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
計画国際協力省
2)配属機関名(日本語)
セーブ ザ チルドレン インターナショナル
NGO
3)任地( ザータリ ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は国際NGOで、ヨルダン国内において子供の教育、保健、福祉分野を中心に様々な支援活動を行っている。2011年には隣国シリアから難民の流入が始まり、ヨルダン政府は2012年7月にヨルダン北部に難民キャンプ(ザータリ・キャンプ)を設置した。配属先はキャンプ内において幼稚園や児童施設等を開設して、子供たちの心身の健康と教育、福祉向上のための活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2011年シリア危機以降、ヨルダン国内に流入したシリア難民は登録者62万人、未登録者を含めると140万人と言われている。そのうちザータリ・キャンプでは約8万人が暮らしており、18歳以下の割合は半数以上を占める。配属先は同キャンプ内で幼稚園3園、青少年センター6か所(12~20歳位対象、男性用2カ所・女性用4カ所)を開設して、子供たちに対して図工や識字教育、音楽、スポーツ、職業訓練、啓発セミナーなど、各年代に応じた様々な活動を行っている。各施設ではヨルダン人スタッフとシリア人ボランティアが、学校の授業時間外に集まってくる子供たちのケアを行っている。難民キャンプという閉鎖的な環境で生活して、心身共にストレスを抱えた子供たちに、JVは同僚スタッフと協力して、遊びや学びを提供する。なお、安全対策上、JVはザータリ・キャンプ外の地方都市に居住し、JICA送迎車でキャンプ(活動先)に通勤する事となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
シリア難民キャンプ内の児童施設や青少年センターにおいて、以下の支援を行う。
1. 同僚と協力し、子供たちに対し各種レクレーション活動を行う(図工、音楽、体育、スポーツ、ゲーム等)。
2. 同僚スタッフに対して、新しい活動のアイデアを提供する。
同活動は、内外からシリア難民支援活動として注目されており、各種視察団が頻繁に訪問するが、その受入対応にも協力が求められている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
男子施設:サッカーボール、グラウンド(30m×60m)、バレーコート、トレーニングジム、キーボード、リコーダーなど
4)配属先同僚及び活動対象者
・各施設は性別で分けられている。
・男子施設では男性スタッフ、女子施設では女性スタッフが勤務している。
・各施設とも約8名のスタッフで構成、年齢層は20代~30代前半
・コーディネーター 1名、ヨルダン人スタッフ 3名、シリア人ボランティア 4名
・子供たちの数は日によって流動的(約20~40名)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)又はアラビア語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:男性用施設での活動となる為
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:子供に対する指導力が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
1年間での成果が求められる為、体育・スポーツ・工作・音楽・美術・手芸等、特定分野の指導経験を有する者、または海外(アラビア語・英語圏)におけるボランティア経験者を優先的に対象とした案件。