要請番号(JL42416B25)
募集終了
17代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
高等教育省
2)配属機関名(日本語)
ヨルダン大学外国語学部アジア言語学科
3)任地( アンマン ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1962年に設立されたヨルダンで最も歴史ある国立大学で、18学部、大学院及び専門機関を有し、約4万人の学生が在籍する。外国語学部では独仏西伊の主要言語学科の他、韓国語や中国語など14言語を学ぶことができる。日本語コースは1993年に開設され、外国語学部の選択科目として現在2名のJVが初級のレベル1~3の授業を提供している。長年日本語学科設立を目指してきたが、教授となる人材の不足など諸条件が整わず現在も外国語学部の選択科目のままである。しかし日本文化紹介イベントや日本語弁論大会の開催などにより、日本語や日本文化に興味をもつ学生への貴重な機会を提供している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本語クラスが開講された1993年以来継続的にJICAボランティアが派遣されているが、まだ日本語教師として活躍できるヨルダン人は限られており、日本語コース維持のために継続した支援が必要とされている。一方で、日本語コースの履修は外国語学部生に限られていること、近年履修者が増えたものの教室の場所や狭さなど学習環境に問題があることから、場所や開講方法については改善が必要である。学部長は、全学生が日本語コースを受講できるように変えていく意欲があるが、早期実現は難しいと思われる。状況を見ながら、公開講座へと方向転換していく検討も必要である。JVは、通常の授業に加え、日本文化紹介イベントや夏期講座の開催など、日本語学習者を増やすためのイベントの企画・実施、日本語弁論大会の開催も期待されている。また、Eラーニングシステムのコンテンツ作成および改良も求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 一学期30時間(週3コマ、レベル1~3)の授業を、もう1人のJVと分担して行う。
2. 前期および後期の期末試験を実施し、成績評価をする。
3. 7月~8月の夏休み期間中は夏期講座として日本語補習授業を行う。
4. 日本語弁論大会の準備、運営、大会参加者への指導を行う。開催に当たっては日本国大使館との調整を行う。
5. JICA帰国研修生同窓会(JAAJ)における日本語クラスの授業(初~中級)及び会話クラブ(上級者)を担当する。
6. ヨルダン人日本語教師を育成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
使用教材:『にほんご45じかん』『にほんごつぎの45じかん』、カセットテープ:『楽しく聞こう』『みんなの日本語』、eラーニングサイト:日本語らくだ、絵カード:新日本語の基礎、げんき/プロジェクター使用
4)配属先同僚及び活動対象者
【ヨルダン大学】
・アジア言語学科長(男性・博士号取得者)
・外国語学部学生(男女・各レベル15人から20人程度)
【JAAJ】
・日本語講師:男女各1名/アシスタント講師:男女各1名
・生徒(男女・各レベル10人~20人程度)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教授法)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学生を指導するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現地教師育成も求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)