要請番号(JL42420A04)
募集終了
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
パレスチナ難民局
3)任地( バカア ) JICA事務所の所在地( アンマン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のパレスチナ難民局(DPA)は、長年パレスチナ難民としてヨルダンに居住している人々に対する支援の監督・調整を行っている行政機関である。国際機関である国連難民救済事業機関(UNRWA)は実施機関として、パレスチナ難民の教育や福祉、保健衛生など生活向上のための直接的支援を行っている。UNRWAは難民居住地域や市内に点在する学校(169校)を運営しており、JICAはDPA経由でUNRWAの学校に隊員を派遣している。予定される配属校は、1968年設置のバカアキャンプ(登録難民119千人)にある。2019年11月時点では、音楽、体育、青少年活動の隊員計7名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
UNRWAの慢性的な予算不足により、学校教育は進学試験の対象となっている主要科目に重点を置かざるを得ず、体育は専任教員数も不足している。専任教員が配置されている学校でも施設・用具が不十分であったり、特に担任制となる1年生から3年生までは教員の意欲や技能不足により、授業が適切に行われていないことが多いため、隊員が要請された。隊員は現地教員が担当している体育授業を補佐するとともに、授業内容改善に向け助言を行う。また、他校で活動する体育隊員と協力して教員を対象としたワークショップの開催や、スポーツ大会の企画・実施を通じて現地教員の技能や指導法の向上を図るとともに、児童生徒の健全な情操育成を促進する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 現地教員のアシスタント教師として、体育の授業を補佐しながら指導スキルの向上を目指す。
2. 校内運動会などのイベントを通じて、関係者に対して体育教育の理解促進を図る。
3. 配属校での活動に余裕があれば、他の体育隊員やUNRWA関係者と協力してワークショップや複数校の児童生徒が参加するスポーツ大会を企画・実施する。
4. UNRWAで活動する他分野(音楽、美術、青少年活動)隊員が実施する、音楽会や展覧会などのイベントを可能な範囲で支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・UNRWA教科主任(女性・40代)
・学校長(女性50台)
・体育教師(女性・40代)
・同僚教師(女性・20代~40代)
・女子生徒(小学1年生~小学4年生、各学年3クラス計100名程度)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:(女性) 備考:女子校かつ全教員女性であるため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導や助言が必要なため
[参考情報]:
・小学校低学年向けのスポーツ指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)