2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42420A06)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

計画国際協力省

2)配属機関名(日本語)

セーブ ザ チルドレン ヨルダン
NGO

3)任地( ザータリ ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

NGOである配属先は、ヨルダン国内において子供の権利保護、教育、保健分野を中心とした支援活動を行っている。2011年シリアからの難民流入が始まり、ヨルダン政府は翌年7月に国内北部に難民キャンプ(ザータリキャンプ)を開設した。配属先は同キャンプ内で、幼稚園や児童施設、青少年センター、職業訓練施設を複数運営し、各施設ごとに若年層や母親向けの様々なプログラムを提供している。隊員派遣は2013年から開始、青少年活動を中心に累積派遣人数は19名(活動中3名)。当初は短期隊員派遣から開始し、キャンプ内の安定化に伴い2017年より2年任期の隊員が着任している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヨルダン国内に流入したシリア難民の内、ザータリ・キャンプでは約8万人が現在暮らしており、18歳以下の子供の割合は半数以上である。配属先は、同キャンプ内で3か所の幼稚園(サンシャイン・リトルハンズ・レインボー)を運営している。各幼稚園は二部制(午前・午後)で運営されており、300~400名/日/園 程度の児童を受け入れている。各幼稚園には園長、クラス担当(12-20名程度)、他スタッフが勤務している。これまでに青少年活動や手工芸隊員がスタッフ補助や教材教具制作を支援した経緯がある。配属先は本邦での経験者が、スタッフ・園児・保護者に対して、新たなアクティビティの紹介や、情操教育と遊びの大切さを伝えていくことで、キャンプ内幼児教育の質の向上につながることを期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

シリア難民キャンプ内の幼稚園を巡回し、以下活動を行う。
1. 各幼稚園に対し、幼児教育に資する新たなアクティビティを紹介する。
2. 同僚や保護者に対し、幼児教育全般に関する助言を行う。
3. 同僚スタッフと協働し、運動会等のイベントを開催する。
4. 幼稚園だけでなく、配属先が運営する他施設にても、児童を対象とした青少年育成に資する活動が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

各幼稚園は以下のスタッフで構成、
年齢層は20-40代前半
園長 1名、園長補助 1名
クラス担当(ヨルダン人6-10名、シリア人ボランティア6-10名)、父兄担当スタッフ 4-5名
対象児童は約300-400人/日/園(午前+午後)

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が期待されている

[参考情報]:

 ・保育士(幼児経験有)も可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ザータリキャンプ外の地方都市に居住し、JICA手配の車両にて通勤する。キャンプ内での支援については、長期的な計画が立てにくく、他団体が運営する施設で活動する場合もあるため、柔軟な対応が求められる。