2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL42420A10)
募集終了

国名
ヨルダン
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

計画国際協力省

2)配属機関名(日本語)

セーブ ザ チルドレン ヨルダン
NGO

3)任地( ザータリ ) JICA事務所の所在地( アンマン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

NGOである配属先は、ヨルダン国内において子供の権利保護、教育、保健分野を中心とした支援活動を行っている。2011年隣国シリアからの難民の流入が始まり、ヨルダン政府は翌年7月国内北部に難民キャンプ(ザータリ・キャンプ)を開設した。配属先は同キャンプ内で、幼稚園や児童施設(3~14才対象)、青少年センター(13~24才対象)、職業訓練施設を複数運営し、各施設ごとに若年層や母親向けの様々なプログラムを提供している。隊員派遣は2013年から開始され、青少年活動職種を中心に累積派遣人数は19名(活動中2名)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ヨルダン国内に流入したシリア難民の内、ザータリ・キャンプでは約8万人が現在暮らしており、18歳以下の子供の割合は半数以上である。配属先は同キャンプ内施設にて、図工や音楽、スポーツ、職業訓練など、各年代に応じた様々な活動を行っている。指導者は、ヨルダン人スタッフとシリア人ボランティア。対象は、学校の授業時間外に集まってくる子供たち(主に8-18才程度)。難民となる過程でつらい経験をし、かつ難民キャンプという閉鎖的環境での生活により心身共にストレスを抱えた子供たちに対し、ストレス軽減や、生きる力を涵養するための遊びや学びの提供を目指している。前任隊員が英語コミュニケーションの基礎クラス指導支援で好評を博しており、継続しての支援が求められることとなった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

シリア難民キャンプ内の配属先及び他援助団体児童施設、青少年センターの活動を支援する。
1. 同僚スタッフ等と協働し、子供たちが楽しく参加できるアクティビティの企画運営を通して、青少年健全育成に資する活動を展開する。
2. 「英語基礎コミュニケーション」クラスへの継続支援。同僚スタッフと協働して通常のクラスやスピーチ大会等のイベントについての企画運営をする。児童たちは学校で英語教育を受けているが、文法中心の授業のため、簡単な単語を使って話したり聞いたりするコミュニケーションの基礎を指導している。子供たちの「外」への意識を開く存在として、期待度は高い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

中心の活動となる英語クラスについては、同僚スタッフ(40代女性、シリアでは英語教師)と協働する。
各施設はコーディネーターやボランティアなど10名弱のスタッフで運営されている。
対象児童は午前・午後と約30-60人(二部制の学校にあわせ入替制)。

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・青少年を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ザータリ・キャンプ外の地方都市に居住し、JICAが手配する車両に他の隊員と同乗して通勤する。キャンプ内での支援については、長期的な計画が立てにくく、配属先以外の団体が運営する施設で活動する場合もあるため、柔軟な対応が求められる。