2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46317B04)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

カイロ県教育局エルワイリー教育事務所

3)任地( カイロ ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、各地域の幼稚園から高校までを管理している教育省の地方行政機関である。県の指揮・監督のもと、地域の学校の試験監督や教員の給与、子ども・学生の各学校への振分けなど、多くの仕事を担当している。また、それぞれの教科には専門員と呼ばれる職員が6-10名ずつおり、授業観察や教員に対する研修などを実施している。各地域には教育省の一定の基準を満たした教育省認定校があり、近隣の学校の教員指導などを行っている。
政府系(公立)幼稚園は小学校に併設されている場合が多い。制度として2年保育を無償で受けることができるが、幼稚園または幼稚園併設の学校によっては1年保育を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2016年2月のエジプト大統領の日本訪問と首相官邸での協議で発表された「エジプト・日本教育パートナーシップ」を受け、2017年2月にJICA技術協力「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」が開始した。エジプトの幼児教育は、遊びをベースにアラビア語・算数・製作・体育を幼児に教えるスタンスをとっている。現地幼稚園教諭は、週案の中で日々の活動を組み立てるが、幼児の主体性を大切にした「遊びを通した学び」についての理解は乏しく、保育環境が整っていない所が多い。この背景から、ボランティアの知識・経験を活かし、幼児の発達に合った保育を提案・他の職種の隊員とともに学校行事等の企画・運営に取り組むことにより、同プロジェクトとの相乗効果に留意しながら、学校教育の質の向上と幼児の社会性を促すことを目指して、本要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

技術協力プロジェクトの専門家や教育省関連JICAボランティアとも情報共有しながら、主として以下の活動を行う。
1.「遊びを通した学び」実践のための幼稚園での幼稚園教諭への実技指導
2.配属先主催の「遊びを通した学び」に関する幼稚園教諭向けセミナーの開催支援
3.配属先管轄の幼稚園への視察、巡回指導
4.同職種JV(青年海外協力隊)間の情報の共有・活用・教材の作成、セミナーの開催など

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

簡単なおもちゃ、遊具、道具、机、イス、製作に使用する材料、過去のJVが作成した教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

【教育省】
部長(女性:50代) 課長(女性:40代) 職員(女性:20-40代 4名)
職員(男性:20-30代 1名)
【幼稚園】
教育学部を卒業した女性幼稚園教諭(20代-50代:園、教室により異なる)
1クラス20-40名の園児数

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(保育士)
    (幼稚園教諭)

[性別]:(女性) 備考:保育現場が女性主体のため

[学歴]:(専門学校卒) 備考:現地幼稚園教諭に指導を行うため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現地幼稚園教諭に指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

2017年度第1次隊として、2名の小学校教育JVが同配属先で活動中である。