2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46320A11)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省

2)配属機関名(日本語)

アスワン大学

3)任地( アスワン ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2012年6月にサウスバレー大学のアスワンキャンパスが独立して設立された総合大学である。大学の全学生数は約15,000名、職員数は約1,100名。現在、外国語学部を含む16の学部が開設されている。
ボランティアが所属することになる外国語学部は2012年9月に新設、日本語学科は2013年9月に設けられた。日本語学科の学生は1-4年生の合計70~80名程。2019年11月現在2名の海外協力隊が活動中。韓国語、ポルトガル語、中国語に関しても海外の大学・団体等からボランティアが派遣され授業を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大学側は2012年9月の学部開設当初より南エジプト唯一の日本語学科の設立を希望し、2013年9月に開設した。これまで、カイロ大学日本語学科長他、3名の非常勤講師がカイロから出張し業務・授業を実施していたが、現在は出張の頻度が減り、実質2名の海外協力隊とエジプト人アシスタント3名によって日本語学科が運営されている状況である。日本語の専攻希望者は多く、大学側も正規の日本語学科教員の採用活動を始めているが、海外協力隊を主力とした運営体制から大学主体の運営に向かう過渡期において、エジプト人指導者を育成し、安定した授業が提供されるよう、引き続き海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.アシスタントに対し、日本語教師としての技術が身に付くよう指導を行う。
2.日本語学科の学生対象の日本語の授業、試験問題作成、採点などの支援を行う(1コマ45分×週6~8コマ程度)
※1、2年生は『みんなの日本語』初級1.2を使用、3、4年生は『まるごと』初中級・中級1を使用。
3.日本文化紹介イベント、スピーチコンテスト等の実施に向けた側面支援
4.留学手続きの側面支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、教材(『みんなの日本語』等)、PC、コピー機、CDラジカセ、液晶プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
外国語学部長(50代男性)
日本語学科エジプト人アシスタント(20代女性3名。日本語能力試験N2・N3レベル。1名は大学院2年目、2名は新規採用)
活動対象者:
日本語専攻の学生計70~80名(1~4年生)

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同レベル

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:授業を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~50℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はアスワン市内を予定しており、市の郊外にある大学までの通勤には大学教員用の送迎バスが利用可能(無料)。
同配属に隊員2名体制(いずれも日本語教育)での活動となり、協働が求められる。