2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46320A17)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
H135 学校保健
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・技術教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省事業管理部

3)任地( 大カイロ圏 ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省事業管理部(PMU=Project Management Unit)は教育省職員とJICA専門家で構成され、JICA技術協力プロジェクト「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」(2017年~)を実施し、特別活動を含む日本的な教育実践の普及を図っている。プロジェクトでは2018年9月にエジプト日本学校(EJS=Egyptian Japanese School)を開校させた(全41校/2020年2月)。2019年現在、幼稚園生と小学1、2年生が在籍しており、毎年1学年ずつ増える。
プロジェクトではカリキュラムやガイドライン等を策定し、協力隊は特活の現場レベルでの普及促進を担っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エジプトでは学校教育においても保健や衛生を扱うことの重要性が認識され始めている。教育改革で掲げられたEducation2.0では、「自己管理」「意思決定」「コミュニケーション」などのコンピテンシーを培うことに関連付けて、子どもが将来大人になった時に、病名の暗記やその重要性を理解するだけにとどまらず、自分自身で健康管理を行えるようになることを目指している。同国では病気や怪我の予防、発症後の応急処置の十分な知識が無ために症状を悪化させてしまうケースが老若男女問わず散見される。学校教育を通して保健・衛生の大切さを子どもの時期から理解させていくことや、保健室の活用方法のノウハウの蓄積を目的に本要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

エジプトの公教育現場への学校保健の普及を目的に、以下の活動に取り組む

1.保健・衛生をテーマにした授業の実施支援、助言
2.普段の学校生活の中での衛生指導などの啓発活動
3.教員や保護者に対する啓発活動や理解促進
4.保健室の運営方法に関する提案や助言
保健・衛生に関するモデル活動をパッケージ化し、全国的に展開させることも視野に入れる

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

1クラス35-40名分の個別机、スマートボードなど

4)配属先同僚及び活動対象者

【教育・技術教育省/PMU】
・アドバイザー(50代、女性)、職員約15名

【EJSおよび関連する公立校】
・校長・教頭各1名/校(30-45代)
・担任・副担任各1名/クラス(25-35代)

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(養護教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言や指導を求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後に事業概要オリエンテーションを行います。
プロジェクト概要→ https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1904/201904_03_01.html