要請番号(JL46320A18)
募集終了
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・技術教育省
2)配属機関名(日本語)
教育省事業管理部
3)任地( 大カイロ圏 ) JICA事務所の所在地( カイロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省事業管理部(PMU=Project Management Unit)は教育省職員とJICA専門家で構成され、JICA技術協力プロジェクト「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」(2017年~)を実施し、特別活動を含む日本的な教育実践の普及を図っている。プロジェクトでは2018年9月にエジプト日本学校(EJS=Egyptian Japanese School)を開校させた(全41校/2020年2月)。2019年現在、幼稚園生と小学1、2年生が在籍しており、毎年1学年ずつ増える。
プロジェクトではカリキュラムやガイドライン等を策定し、協力隊は特活の現場レベルでの普及促進を担っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エジプトでは音楽など情操教育はカリキュラムには策定されているが、優先度は低く、また指導できる教員も限られているため指導要領通りに実施されていないケースがほとんどである。さらに科目として独立しておらず、学校ごとにその扱いも変わる。多くのEJSでも総合学習の一環として指導されることが多く、こちらも学校ごとに実施内容が異なる。ボランティアには授業の実践支援や、全国的に活用できる授業モデルやパッケージの策定支援などが期待されている。
楽器も十分に揃っておらず、授業時間の確保が課題など日本とは異なる環境下だが、現地教員と相談しながら創意工夫して、子どもの豊かな心を育てる指導モデルを作っていく活動である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
音楽授業の活性化を目的に、現地教員らと協力して主に以下の活動に取り組む
1.担当教員と協力して、児童に対して音楽の授業やアクティビティを行う
2.同僚たちに児童が主体となる授業の事例や、効果的な教材・教具を使った授業方法などを共有する
3.日本文化紹介イベント等の企画・実施
4.学校の要望に応じてワークショップ、学校行事等の企画・運営の側面支援
5.他地域、他職種で活動するEJS関連隊員とのコラボレーション
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
1クラス35-40名分の個別机、スマートボードなど
鉄琴、カスタネット、トライアングル、電子ピアノ等(いずれも数台または1台)
4)配属先同僚及び活動対象者
【教育・技術教育省/PMU】
・アドバイザー(50代、女性)、職員約15名
【EJSおよび関連する公立校】
・校長・教頭各1名/校(30-45代)
・担任・副担任各1名/クラス(25-35代)
5)活動使用言語
エジプトアラビア語
6)生活使用言語
エジプトアラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(音楽))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:助言や指導を求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
着任後に事業概要オリエンテーションを行います。
プロジェクト概要→ https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1904/201904_03_01.html