2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46321A32)
募集終了

国名
エジプト
職種コード 職種
G154 美術
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・技術教育省

2)配属機関名(日本語)

教育省事業管理部

3)任地( ギザ ) JICA事務所の所在地( カイロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省事業管理部(Project Management Unit)は教育省職員とJICA専門家で構成され、2017年からJICA技術協力プロジェクト「学びの質向上のための環境整備プロジェクト」を実施し、特別活動を含む日本的な教育実践の普及を図っている。2018年以降、Egyptian Japanese School(EJS)を全国で43校運営し、幼稚園児と小学1~3年生が在籍している(2021年2月現在)。更に既存校と呼ばれる一般公立校にも、日本的な教育実践を波及させる取り組みも始まる予定である。プロジェクトではカリキュラムやガイドライン等を策定し、協力隊は特活の現場レベルでの普及促進を担う。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エジエジプトでは美術教科はカリキュラムには策定されているが、優先度は低く、また指導できる教員も限られているため指導要領通りに実施されていないケースがほとんどで、学校ごとに実施内容が異なる。ボランティアには授業の実践支援や、全国的に活用できる授業モデルやパッケージつくりの支援などが期待されている。
道具は一程度揃っているが、美術・図工のコマが独立して確保されておらず、授業時間の確保が課題など日本とは異なる環境下である。現地教員と相談しながら創意工夫して、子どもの豊かな心を育てる指導モデルを作っていく活動である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

美術・図画工作科目の活性化を目的に、現地教員らと協力して主に以下の活動に取り組む
1.教員と協力して、児童を対象に美術・図画工作の授業を行う
2.児童が主体となる授業の事例や、効果的な授業方法などを共有する
3.日本文化紹介や展示会等、イベントの企画・実施
4.PMUと協働して、全国で活用できる授業モデルや、教材・資料等を作成する
5.同配属先で活動する隊員との協働

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

1クラス35-40名分の個別机、スマートボード
模造紙、画用紙、絵の具、ろくろ、オーブンなど

4)配属先同僚及び活動対象者

【教育・技術教育省/PMU】
・アドバイザー(50代、女性)、職員約15名

【EJSおよび既存校】
・校長・教頭各1名/校(30-40代)
・担任・副担任各1名/1クラス
・生徒約200-400名/1校

5)活動使用言語

エジプトアラビア語

6)生活使用言語

エジプトアラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(美術))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚らの学歴に合わせるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:助言や指導を求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

着任後に事業概要オリエンテーションを行います。
プロジェクト概要→ https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1904/201904_03_01.html