要請番号(JL46917B01)
募集終了
4代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
フェズ県保健支局
3)任地( フェズ県 ) JICA事務所の所在地( ラバト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同支局はフェズ県内の2ヶ所の病院と39ヶ所の保健センターの管理・運営を図りながら、地域医療サービスの向上に取り組んでいる。地域保健に関してはSRES(地域保健担当部署)が母子保健や巡回診療等を担当している。
2011年6月から三代に渡り長期青年海外協力隊(助産師JV)が派遣され、県内の保健センターにおける母親学級の普及と定着のために活動した。前任である長期JVは同配属先スタッフと共に、県内の保健センターで母親学級の普及と質の向上に取り組んでいる。
その他の外国からの援助は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モロッコでは近隣中東諸国に比べて妊産婦及び乳幼児死亡率が高く、保健省では「母子保健行動計画(2012-2016)」が立案された。この行動計画では、母子保健指標の改善に重点を置いた内容であり、妊産婦を所掌する人口局、新生児を所掌する病院局がそれぞれ取り組んでおり、その一環として母親学級の普及が実施されている。
2017年6月現在も長期JV(助産師)が、県内保健センターでの母親学級の普及、定着、質の向上のために活動している。この長期JVの活動を引き継いで、今後も県内保健センターにおける母親学級未実施センターへの普及や質の向上、母親学級実施状況の追跡調査、提言を含めた活動を期待されているため、後任が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
県保健支局のSRES(地域保健、巡回診療等の業務を担当する部署)に所属し、母子保健担当者等と共に下記に挙げられるような活動を行う。身体への侵襲行為は行わない。
1.県内保健センター等で実施中の母親学級の実施状況追跡調査、提言、質の向上を図る。
2.母親学級が実施されていない保健センターでの普及と定着を図る。
3.母子保健サービスの改善に向けた支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
啓発用教材(紙芝居、パソコン等)
4)配属先同僚及び活動対象者
県支局長(医師、男性、50代)、母子保健推進担当者(女性、30代)、保健センター担当医、各支局スタッフ(助産師、看護師)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚へ指導するため
[参考情報]:
・母親学級の実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本要請は啓発活動のみで身体への侵襲行為は行わない。安全な交通手段が確保される範囲で活動する。モロッコの医療従事者は日本とは業務に関する考え方が異なるため、違いを受け止め活動することが求められる。