要請番号（JL46917B04）
募集終了
| ・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
家族・連帯・平等・社会開発省
2）配属機関名（日本語）
国民共済事業団サフィ県支局
3）任地（ サフィ県 ） JICA事務所の所在地（ ラバト ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 鉄道 で 約 6.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
モロッコ国民共済事業団における職業訓練事業では、学業中退者をはじめとする、経済的・社会的に困難な状況に置かれている青年たちを対象に、美容、情報技術、裁縫等の訓練を通して、社会的に自立するための支援を行っている。研修にかかる費用などは全て同事業団で負担している。
配属先は県内にある研修センターを管轄しており、初級クラス、一年目クラス、二年目クラスの3クラスの学生への技術指導及び研修先の紹介を行っている。生徒の数は入学時で30名程度だが、様々な理由により退学する学生も少なくない。過去に、KOICAボランティアの受け入れ実績もある。JICAボランティアの受け入れは初となる。
【要請概要】
1）要請理由・背景
モロッコでは2006年より教育情報通信技術普及プログラム(Programme GENIE)が導入され、小・中・高等学校におけるマルチメディア教室の設置および教員、視学官等教育関係者に対する研修実施が実施されている。一方、同プログラムはコンピューターを活用し、児童・生徒がタイピングや表計算等のコンピューター技術を習得するのみならず、学習科目を効率的かつ効果的に学ぶためのデジタル教材の開発、活用をすすめている。
サフィ市内の研修センターには情報技術、美容、裁縫のクラスがあるが、配属先は訓練生が就職に必要とされているレベルの技術を指導できる人材が不足していることから、ボランティアが要請された。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
ボランティアは初級クラス、一年目クラス、二年目クラスを担当する予定。各クラス、週1日のみの授業であり、授業以外の日は学生は企業への研修に出ている。研修センター授業内容の充実を図り、講師及び学生の技術レベル向上を目的に次の活動を同僚と共に行う予定。
1. センターの学生を対象に、ワード、エクセル、パワーポイントの操作の指導
2. 講師向けの指導要領・教材の作成
3. 可能であれば、学生への企業研修指導
4. 可能であれば、課外授業としての日本文化紹介や情操教育の提供
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン(HP Pro3120)、印刷機
4）配属先同僚及び活動対象者
支局長(男性)、PCインストラクター(女性1名)、センター調整役(男性)、研修生(10-20代の男女)
5）活動使用言語
フランス語
6）生活使用言語
アラビア語
7）選考指定言語
【資格条件等】
[免許]：（ ）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（ ） 備考：
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（地中海性気候） 気温：（5～40℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
対象となる学生は経済的・社会的に困難を抱えた青年たちが多く、授業は専門性の高い内容ではない。課外授業等も期待されていることから、青少年活動に近い活動内容である。