2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46917B09)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

テトゥアン県支局

3)任地( テトゥアン県テトゥアン市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は各県に配置されている支局の一つで、県内の小・中・高等学校を管轄している。1999年に「国家・教育人材育成憲章」が策定され、基礎教育の拡充および質の改善が推進された。日本も教育サービスの普及が不十分な地方農村地域を対象に2002年「地方部中学校拡充計画」を策定し、約100校の校舎新設および機材供与のための円借款を供与。同支局管轄内にも3校の中学校を建設した。なお、現在、同配属先では3名の青年海外協力隊(体育、小学校教育、PCインストラクター)および1名のシニア海外ボランティア(音楽)が基礎教育の質の改善を目的に活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モロッコでは2006年より教育情報通信技術普及プログラム(Programme GENIE)が導入され、小・中・高等学校におけるマルチメディア教室の設置および教員、視学官等教育関係者に対する研修実施が実施されている。同プログラムはコンピューターを活用し、児童・生徒がタイピングや表計算等のコンピューター技術を習得するのみならず、学習科目を効率的かつ効果的に学ぶためのデジタル教材の開発、活用をすすめている。
2011年にJV(青年海外協力隊)が派遣され、現在2代目JVが活動中である。県支局が情報を発信するためのWebサイトの構築、定期的に実施しているICT関連の講習の予約管理システムの構築、県内学校下にあるIT資材(パソコンなど)の管理データベースの作成、モバイル向け高校英語デジタル教材開発、などに同僚とともに取り組んでいる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

国民教育・職業訓練省 テトゥアン県支局情報処理センターに所属し、同僚とともに以下の活動を行う。ボランティアはこのうち自分の知識や能力に合わせた活動を行う。
1.デジタル教材や管理システムなどのシステム開発の支援・協働
2.県内教職員向けに実施される講習の運営に係る技術的な支援(PCのセットアップなど)
3.支局内のネットワーク、サーバのメンテナンス
4.県内教職員により持ち込まれるPCのトラブル対応(ウィルス駆除、リカバリなど)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、サーバ(LAMP)、プリンター、プログラミング言語(Action Script 3・PHP)、Adobe製品(Photoshopなど)
(実際の活動内容に合わせ、このうちの一部を利用する)

4)配属先同僚及び活動対象者

情報通信技術普及プログラムコーディネーター(男性40歳代)
県情報システムセンター長(男性20歳代、女性40歳代)
県内教職員

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:同僚が男性のみのため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚の技術レベルが高いため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

技術を教というより、同僚と一緒に考えシステム構築などを行う。同僚との協調性を要する。多様な業務があるが、ボランティアは自分の知識や能力に合せ、一部の業務だけを行っても良い。