2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46920A09)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G151 PCインストラクター
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

家族・連帯・平等・社会開発省

2)配属機関名(日本語)

国民共済事業団 タザ県支局

3)任地( タザ県タザ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モロッコ国民共済事業団における職業訓練事業では、現地NPOと共に学業中退者をはじめとする、経済的・社会的に困難な状況に置かれている青年たちを対象に職業訓練と実習を通して、社会的に自立するための支援を行っている。研修にかかる費用などは同事業団で負担している。配属先は県内の職業訓練校を管轄しており、各コースの学生に対し技術指導を行っている。訓練校の生徒は様々な理由により退学するケースも少なくない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モロッコは堅調な経済成長を続ける一方で地方部は、若年層の高い失業率や、都市部と地方部の社会経済的な格差といった課題がある。そのため、安定した経済成長を図るため、産業振興の基盤拡大を必要としている。国民共済事業団管轄の県内職業訓練センターには情報技術、料理、裁縫、美容等のコースがある。配属先は訓練生が就職支援にかかる必要技術を身に付けるため、講義内容の充実化を図るべく、情報技術コースで学生への指導及び講師への講義内容の改善に携わるJICA海外協力隊の派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

県内にある訓練センターの情報技術の授業を担当講師と行う予定。研修センター授業内容の充実を図り、講師及び学生の技術レベル向上を目的に次の活動を同僚と共に行う予定。
1. センターの学生を対象に、ワード、エクセル、パワーポイントの操作、メンテナンス、PC設定等の指導
2. 講師に対して、授業内容改善の提案
3. カリキュラムの見直し、教材作成を行う
4. 学習環境の充実化
5. 可能な範囲で学生への進路開拓支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC10~15台(HP、Windows10、XP)台数や機種は職業訓練センターによって異なる

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
県支局長:40代男性

活動対象者:
職業訓練校講師:20~30代
訓練生:男女、主に20代

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:学生・同僚の指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

対象となる学生は社会的な困難を抱えた青年たちが多く、配属先の予算は十分に無いことや、柔軟かつ根気強い姿勢が求められる。講義はOfficeの指導等、基礎的な内容である。