要請番号(JL46920A23)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
家族・連帯・平等・社会開発省
2)配属機関名(日本語)
国民共済事業団サフィ県支局
3)任地( サフィ県サフィ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
モロッコ国民共済事業団における職業訓練事業では、現地NPOと共に学業中退者をはじめとする、経済的・社会的に困難な状況に置かれている青年たちを対象に職業訓練と実習を通して、社会的に自立するための支援を行っている。研修にかかる費用などは同事業団で負担している。配属先は県内の研修センターを管轄しており、各コースの学生に対し技術指導及び研修先の紹介を行っている。2018年からPCインストラクター隊員1名が活動中である。過去にKOICAボランティアの受け入れ実績もある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国は好調な経済成長を続ける一方で、地方部は若年層の高い失業率や、都市部と地方部の社会経済的な格差等の課題がある。そのため、安定した経済成長をさせるため、産業振興の基盤拡大を必要としている。県内の職業訓練センターには情報、料理、裁縫、美容、電気等のコースがある。配属先は訓練生が就職支援にかかる必要技術を身に付けるため、講義内容の充実化を図るべく、情報コースで学生への指導及び講師への講義内容の改善に携わる隊員派遣が要請された。前任者は県内3ヶ所の職業訓練センターの情報コースでの技術支援をメインで行いながら、訓練生に日本文化の紹介や同配属先が管轄する託児所にて、日本の就学前支援について簡単な紹介を実施している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は主に配属先が管轄する、県内複数の職業訓練センターの情報コースでPC操作の指導を行う。
職業訓練センター授業内容の充実を図り、講師及び学生の技術レベル向上を目的に次の活動を同僚と共に行う予定。
1. センターの学生を対象に、ワード、エクセル、パワーポイントの操作、メンテナンス、PC設定等の指導
2. 学習環境の充実化
3. 講師に対して、授業・カリキュラム内容改善の提案
4. 可能な範囲で訓練生への進路開拓支援
5. 可能であれば、課外授業としての日本文化紹介や同配属先が管轄する託児所で日本の就学前教育の簡単な紹介
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン(HP Pro3120)、Office2007、印刷機
4)配属先同僚及び活動対象者
支局長(男性・40代)、
PCインストラクター(女性・30~40代)
センター調整役(女性・20~30代)
研修生(10-30代の男女)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
フランス語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚や学生に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
対象となる学生は経済的・社会的に困難を抱えた青年たちが多い。授業は専門性の高い内容ではないが、柔軟な発想が求められる。課外授業等も期待されていることから、青少年活動に近い活動内容である。