【配属機関概要】

3）任地（ ハルツーム州バハリ ） JICA事務所の所在地（ ハルツーム ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都が位置するハルツーム州(人口約600万人)の青年育成事業を所管する機関であり、ハルツーム州内に約100か所のユースセンターと約40か所のスポーツクラブを設置し、管理を担当している。そのような施設内での主な活動は、音楽、スポーツ、青少年育成のための啓発活動、ボランティア活動、製品販売支援等で、グループやコミュニティ単位での支援を実施している。現在、本配属先では前任JV(体育)が活動中である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先が運営するユースセンターは、青少年たちが放課後の課外活動を行う場所として利用されており、地域に根ざした公民館のような施設である。年長者などの指導者を中心に、社会問題の啓発のための講習、バレーボール、バスケットボール、サッカー、スケートボードなどのスポーツ系、カンフー、テコンドーなどの武道系、音楽・美術系などのさまざまなアクティビティが実施されている。特にスポーツ系アクティビティについては、競技経験はあるものの指導経験の無いスタッフがトレーニングや競技指導を実施しているケースがほとんどである。
現在活動中のJVはストレッチなどの準備運動や基礎的運動の重要性を伝え、各競技での怪我防止と競技能力向上を図る活動を実施中であるが、かかる取組みへの引き続きの協力が求められて本要請となった。同配属先には本件の他、環境教育JV(2016年度春募集)を要請中で、JV同士の連携した活動が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先が運営するユースセンター(中核的なセンターのうちの2～3か所)を巡回し、以下の活動を行う。
1. 自分の得意な分野(種目)についてユースセンターが運営するアクティビティの支援を行う(当国におけるスポーツ種目としてはサッカー、バスケットボール、バレーボールなどの人気が高い。)。
2. スポーツアクティビティに関係して、ストレッチなどの安全面に配慮した活動を導入し、普及に努める。
3. ユースセンター同士の連携等を通じてユースセンター活動の一層の活性化のための支援、助言を行う。
4. ユースセンター側や利用者のニーズを調査しながら、ユースセンターにおける新しい企画や運営への協力を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

基本的なスポーツ用具(マットレス、ボール、トレーニングマシーン、バレーボールネットなど)は概ねあるが、具体的な用具や設備は各センターによって異なる。

4）配属先同僚及び活動対象者

・青年スポーツ省ユースセンター課長 男性、40代
・(活動予定先)サハーファユースセンター長 女性、40代
・指導員10人、20代～40代
・対象青少年 男女、6歳～20代後半

【資格条件等】

[参考情報]：

　・スポーツ(対象年齢不問)の指導経験

【地域概況】

【特記事項】