2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47216B15)
募集終了

国名
スーダン
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3
外観 調理室 調理室倉庫

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ハルツーム州保健省

2)配属機関名(日本語)

イブンシーナ病院

3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1983年に日本の無償資金協力によって設立された消化器科、泌尿器科、耳鼻咽喉科からなる専門病院である。病院内には透析治療室(透析機器28台)のほか、腎移植病棟、ブリーディングセンターが設置されており、入院設備は120床。糖尿病の合併症のほか腎結石などの腎臓病患者が多く、腎移植は年間で2000以上の症例がある。1985年から92年まではJICAの技術協力が実施され、長期・短期専門家派遣のほか、病院の多くの技術者が、本邦・第三国でのカウンターパート研修に参加した実績もある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同病院では、入院患者に対し、病院食(1日3回常時80~100食)を提供している。献立は栄養士によって作られており、ソフト食、低塩分食、糖尿病食、低タンパク食、低脂肪食、普通食のほか、病態によって流動食にするなど個別に対応されている。しかし、配膳は厨房係が行うため、患者の身体重や個別の事情による細かな配分はされておらず、かつ、多くの残飯が出るなどの問題も抱えている。また、外来患者や入院患者および家族への定期的な栄養指導を行っているものの、食に関して保守的なスーダン人の食生活を変えるために、一般人でも理解でき、かつ実行可能な具体的なアドバイスにはいたっていない。栄養士のほか、医師、看護師、厨房スタッフと連携し、ルーティン業務の改善と、患者への栄養教育の質の向上のためボランティア派遣の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.栄養士とともに、入院施設を巡回し、患者の栄養状態を把握した献立作成と配膳方法の工夫を提案する。
2.入院患者および家族、外来患者に対し、スーダン人の食生活を考慮したうえで、一般人でも分り易く、かつ実行可能な栄養指導を行う。
3.限られた設備、機材で調理可能な新たな献立(主に流動食)を紹介する。
4.衛生管理や食材管理への助言や提案を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、計量カップ、温度計、厨房(ガスコンロ、冷凍庫、ミキサー)

4)配属先同僚及び活動対象者

栄養科長 30代女性、栄養学士、病院経験9ヶ月
栄養士 10人、30代~50代、全員女性
衛生管理士 1人、30代女性、食品化学修士
ナショナルサービススタッフ(大学卒業後1年間、公的機関で無報酬の就労が義務付けられている)8人
コック長 1人、調理アシスタント 2人、ウェイター 5人

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に基づく指導が必要

[参考情報]:

 ・病院および学校等での実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】