2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47216B25)
募集終了

国名
スーダン
職種コード 職種
G127 レスリング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

スーダンオリンピック協会

2)配属機関名(日本語)

スーダンレスリング連盟

3)任地( ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

スーダンオリンピック協会に所属するレスリング連盟は、スーダン国伝統競技であるヌバレスリングをベースとして、現代レスリングの選手育成、国際大会への出場等を担っている。2011年にはPan Arab GamesやAfrican Wrestling Championships等で銅メダルを獲得するなど、常に国際大会を意識しながら競技の定着を図っている。現在はスーダン国内に充実した練習施設はないものの、日本大使館等の支援により、指導者派遣、ユニフォーム等の供与、海外合宿による選手強化などを図っている。2015年には5名(コーチ2名、選手3名)が日本での強化合宿に参加した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

スーダンには世界最古のレスリングと呼ばれる伝統レスリング、ヌバレスリングがある。発祥は南部コルドファン地方のヌバ族と言われている。現在は南コルドファン州、ハルツーム州に競技場が設けられ、定期的に競技が行われている。スーダン政府はこうした伝統文化を継承していく必要性を担う一方、スーダンの伝統を現代レスリングにも通用するよう選手を育成し、同競技を伝統と現代との両面から発展させるとともに、その発展により青少年の健全育成の一助を担う必要性を感じている。こうした状況のなか、ヌバレスリングに対する文化交流とともに、現代レスリングへの選手強化支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

2020年東京オリンピック開催時を照準にスーダン国内レスリングの発展を目指し、以下の活動を担う。
1. 将来期待できる人材の発掘を支援し、その育成をおこなう。
2. 特に現代レスリング競技のルール等、伝統競技との違いを整理し、指導に生かす。
3. 伝統レスリングを尊重しながら、現代レスリング技術の向上を目指す。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

室内での競技場や練習場は全て屋外、マットレス有

4)配属先同僚及び活動対象者

連盟代表(50代、男性)
オリンピックチーム約30名/グレコローマン選手(9名、16歳~29歳)、フリースタイル選手(9名、16歳~29歳)
オリンピックチームコーチ4名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:選手は全員男性であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)3年以上 備考:基礎的な知識と経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(15~48℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

スーダンにおける関係者のレスリングへの関心は、伝統継承と現代的技術修練の二面にあるため、調和的に取り組みのできる柔軟性の高さと競技への熱意の強さが望まれる。