2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47521A06)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題省

2)配属機関名(日本語)

肢体不自由者協会マハディア支部
NGO

3)任地( マハディア県マハディア市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属機関は、1967年に設立された身体・知的・重複障害児及び障害者を支援するNGOである。全国には約20の支部がある。本配属先であるマハディア支部は、1987年より障害児及び障害者の通所施設として運営を行っている。現在は3~30歳の約65名の通所者が在籍している。施設では、算数や国語等の特別支援教育や各種リハビリサービス、洋裁や革細工分野の職業訓練教育等が実施されている。年間予算は約40万円である。なお、2016年には当国日本大使館の草の根人間の安全保障無償資金協力の枠組みにより、大型バスが供与されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の障害者支援分野は、国営の組織・施設が未だに不十分な状況にあることから、本配属機関のようなNGOが社会問題省から補助金を受けながら、各々サービスを提供しているという現状にある。ゆえに、NGOが果たす役割は非常に大きい。反面、運営資金の調達やサービスの質を保つことに苦心している。係る事情から、JICAはこれまで当国の当該分野に多くの海外協力隊員を派遣してきた実績がある。同配属機関もまた、これまで7名の海外協力隊員を各支部で受け入れた経験がある。係る経緯から、今般の配属先であるマハディア支部でも、新たに海外協力隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと協力し、以下の業務を行う。
①リハビリが必要な障害児及び障害者の発達課題に合わせたプログラムの提案、作成及び実施を行う。
②より質の高い障害者支援サービスを提供できるよう、改善提案やワークショップの開催等を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法室、作業療法に関わる用具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
会長:男性、50代 施設長:男性 、50代
理学療法士: 男性、 1名 理学療法士: 女性 、2名
発声治療士: 男性、1名 指導員(絵画、IT、手工芸担当等)の職員:4名
活動対象者
利用者:3~30歳の障害児・障害者、約65名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(女性) 備考:同僚や活動対象者の性別を考慮

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(4~48℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地のおいては、フランス語も通用するのが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。