2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B15)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

アディスアベバ市教育局

2)配属機関名(日本語)

アトセテオドロス小学校

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アディスアベバ市のキルコスサブシティに所在し、幼稚園~中学2年相当(KG、G1~8)の約1100名の児童・生徒が通う学校。教員数約50名、年間予算約1,020,400ブル(580万円)。同配属先は、同地区のモデル校としての役割を担っており、学校設備の充実や教育の質の向上だけでなく、同地区の小学校に対する教育の質改善のサポートが期待されている。同地区を管轄するキルコスサブシティ教育事務所が主催し、JICA理科教育ボランティアがサポートする理科教員を対象とした研修を同校で実施した実績がある。2016年3月より初代数学教育JVが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、2008年から高等教育機関への入学者数の割合を文科系3割、理工系7割に定めるなど、理数科教育の推進に取り組んでいる。しかしながら、実験室の未整備や未使用、理科教員の不足から依然として理論中心の授業が主流であり、実験や観察を取り入れた実践的な授業の普及が喫緊の課題となっている。本要請は、理科実験室の整備やチームティーチングによる実践的授業を配属先に定着させるだけでなく、近隣小学校への巡回を通して、理科実験室の整備や充実、理科実験を取り入れた実践的な授業の普及が期待されている。また、現在同国小学校に対して理科教育ボランティアのグループ型派遣を推進しており、配属先での活動だけでなく、教育行政機関と連携した理科実験導入のための持続的な現地教員研修を実施、定着を目指している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・中学1、2年相当(G7、8)の生徒に対し、物理を中心に理科実験を取り入れた実践的な授業を現地教員とのチームティーチングで行う。
・同僚および実験助手と実験室の整備・管理を行う。
・身近な材料を利用した理科実験や教材を紹介・作成し、理科実験の導入および定着のサポートを行う。
・教育行政機関、教員養成大学、理科教育ボランティアと連携し、現地理科教員の指導力向上や身近な材料を利用した理科実験の普及に関する持続的な教員研修を実施し、定着を目指す。
※配属先のみならず、周辺校及び教員養成大学や教育行政機関と連携した活動となる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

簡単な実験器具(ビーカー、フラスコ、メスシリンダーなど)、薬品

4)配属先同僚及び活動対象者

校長: 男性 40代
同僚:理科教員: 5名 20~50代 大卒
物理:1名、化学1名、生物1名、一般理科2名
活動対象者:理科教員・G7,8の生徒(中学1-2年生)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理系 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

※現地語(アムハラ語)については同国着任後に学習する機会があるが、インターネットでも自己学習可能。