2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B18)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
C221 畜産・乳製品加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦農業省アムハラ州農業局

2)配属機関名(日本語)

ノースウォロ県ハブル市農業事務所

3)任地( アムハラ州ハブル ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エチオピアは連邦政府制で連邦政府各省の下で各州独自の政策を実施しており農業分野も例外ではない。本配属先はアムハラ州農業局の農業政策の下で農業の普及と農家への技術支援、指導、農産物の流通など必要なサービスを支援している。年間予算約5,700万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア国における農業に従事する人口は全体の85%、GDPに占める農業生産の割合は40%以上にのぼり、農業開発分野は最重要セクターとして位置付けられている。エチオピアでは畜産業も盛んであり酪農農家も多い。牛乳は毎日生産され消費されているが、一方でエチオピア人の多くがエチオピア正教徒(オルトドクス)であり宗教上の断食期間(および毎週定期曜日)は肉や乳製品を食しない。このため日々の生産乳量を調整する必要があるが乳牛は毎日搾乳しなければ乳量が減少するため酪農農家は生産調整できず過剰生産となり余剰分を破棄せざるを得ない状況にある。この打開策として牛乳の加工(乳製品)による収入向上と牛乳の有効活用が考えられているが農家をはじめ農業局職員もこの知識と技術を有した者がいないことから本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農家や農業局職員と一緒に働きながら彼らの知識/技術向上支援のために以下の活動を行う。
1.牛乳の生産調整について助言する
2.乳製品加工の製造技術を伝える
3.一連の乳製品の管理について助言する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所にはデスクがあるが、乳製品加工用の機材は農家による

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:1名 大卒(畜産) 経験10年
対象者:地域の酪農農家

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)畜産学 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践技術と経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(7~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

農家が活動の中心となるためアムハラ語が必須となるが、現地派遣後に語学訓練として学習する機会がある。