2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B38)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

エチオピア農業研究機構

2)配属機関名(日本語)

エチオピア農業研究機構中央整備場

3)任地( アディスアベバ市 ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エチオピア農業研究機構(EIAR)は、国内における農作物、家畜、土地、水、農業機械、社会経済学等の研究等を実施する機関である。2015年3月30日までの5年間、JICAの技術協力プロジェクト「農民研究グループを通じた適正技術開発・普及プロジェクト」が実施されていた。配属先となる中央整備場は、1973年に農業省の車両整備場として設立され、80年代には複数名の自動車整備JOCVが派遣されていた。2013年3月に農業省からEIARへ整備場が受け渡され、EIAR本部にある整備場の一部を移転し、EIARが所有する車両や農機を整備する中核として運営を始める準備を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアにおける車両整備は、故障した個所をその都度修理する方法が一般的であり、予防整備の概念は殆ど浸透していない。また、運転手が自己流で修理する事が多く、これが車両の状態を悪化させる原因の一つとなっている。このため、配属先が所有する約200台の一般車両と約50台のバス、トラクターのうち半数近くが使用出来ない状況となっており、放置されてきた。現在は、中央整備場の運用開始に向けて、整備主任が中心となり、定期点検の導入を少しずつ始めている。このような状況から脱却する為に、中央整備場運営開始に向けたアドバイスや定期点検実施の準備、若手整備士への技術指導が必要となり、ボランティアの要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

整備場運営アドバイザーとして配属先同僚と共に以下の活動を行う
1.定期点検システムの導入(また、これに係る書類等の作成)
2.交換部品や工具の在庫管理、調達に関するアドバイス
3.EIAR本部や他の試験場が所有する車両の整備を通じた、整備士の育成
4.EIAR本部や他の試験場の事務所、作業場等におけるKAIZEN(5S)の導入
5.その他、同僚が行う日常業務のサポートも期待されている

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

地下ピット、フロアジャッキ、エアコンプレッサー、バッテリーチャージャー、オルタネーターテスター等、一般車両整備に必要な工具(ハンドツール)は揃っている

4)配属先同僚及び活動対象者

整備課長 男性 40代 大学卒業レベル 整備経験26年
整備課主任 男性 40代 大学卒業レベル 整備経験25年
チーフメカニック 男性 30代 大学卒業レベル 整備経験14年
メカニック 男性4名 30~40代 大学卒業レベル 整備経験10年程度

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(2級整備士(G・D))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:自動車整備の専門知識が必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動に実務が伴う為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・ EIAR本部、他の試験場が所有する車両の殆どが、70系ランドクルーザー、日産サファリ等の四輪駆動車
・一般車両整備に必要な工具(ハンドツール)概要は、必要に応じて別途協力隊事務局への照会可