要請番号(JL50617B15)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アディスアベバ市職業訓練庁
2)配属機関名(日本語)
アジスアベバ・ティグバレット ポリテクニックカレッジ
3)任地( アジスアベバ ) JICA事務所の所在地( アジスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国には規模の大きなポリテクニックカレッジから規模の小さい職業訓練校まで存在する。同校は1942年にイタリア政府の援助を受けて設立され自動車科、服飾科、建築、木工等、9つの学科を有し、座学および実習を中心とした2-4年の職業訓練を行っている。また、ドイツ人専門家とボランティアが組織運営やICT関連の活動を行っている。過去にはコンピュータ技術や建築、測量といった分野のJVが活動を行った。同僚の中にはJICAとEthiopia Kaizen Institute(EKI)が実施するカイゼントレーニングに参加した経験がある講師もいる。年間予算はオランダやドイツの援助を含めて約80万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エチオピア政府の国家開発計画では、市場のニーズに見合った質の高い労働力を輩出することが重要視されており、技術者の養成が大きな課題となっている。配属先のポリテクニックカレッジでは、基礎的な知識や技術は指導しているものの、時代の流れや技術の進歩につれて、講師の技術力や知識の向上が必要とされており、ボランティアの要請に至った。自動車科にはイタリアやドイツからの支援によるカットモデルや故障診断学習用エンジンモデル等の学習用機材が多く、これらを使いながら整備士となる為の授業が行われている。同校には板金・塗装の設備も設置されているが、現在のカリキュラムには取り組まれてはいないが、不定期に講習会のみが行われている。ボランティアには同校の自動車科にて同僚と共に行う日常業務や学生に対する座学や実習をサポートする中で、新しい技術の共有、また鈑金・塗装のコース設置に向けたアイデアを共有する事が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
自動車科同僚講師と共にボランティアの経験を踏まえて以下の事を行う
・ 同僚講師が行う座学および実習のサポート
・ 講師に対する技術的なアドバイスやアイデアの共有
・ KAIZEN(5S)に関する知識の共有など
また、配属先における日常業務、新しい技術に関する共有も期待されている
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な整備用工具、塗装ブース、スプレーガン(吸上、重力式)、あて板、鈑金ハンマー、故障診断用エンジンモデル(VW社、BMW社製)、タイヤチェンジャー、ホイールバランサー、アライメントテスター等。
4)配属先同僚及び活動対象者
自動車科講師(男女15名、2014年度)
専門学校卒8名
大卒3名
大学院卒4名
学生は高卒程度から社会人経験者まで
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚が同等以上の学歴であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務を伴った実習を行うため
[参考情報]:
・2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
各種カットモデルはイタリアALTAY社製、実習用キャブレターはウェーバー、デロルト社が多い。鈑金・塗装の実務経験者であれば、鈑金・塗装の設備、機材を活用した活動が中心となる。フレーム修正機は無い。