要請番号(JL50620A09)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性子ども青少年政策省
2)配属機関名(日本語)
ティグライ州青少年・スポーツ局
3)任地( ティグライ州アビアディ市 ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
青少年・スポーツ局の青少年課は、主に15歳~29歳の青年層を対象にティグライ州内約60カ所でユースセンターを運営し、青少年を非行や犯罪から守り、彼らの健全な育成と能力向上を目指す。各センターでは、青少年グループを主体とした収入創出活動や屋内ゲーム、スポーツなどのイベントが実施されているほか、青少年課はライフスキルや薬物、HIV等にかかる研修を定期的に提供している。活動先のアビアディ市ユースセンターはモデルセンターとして指定されており、約500名の青少年が利用する施設。施設運営等の費用年間約670万円が同市青少年課に割り当てられている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アビアディ市ユースセンターは提供されるサービスの数が多いことでモデルセンターと位置付けられてはいるものの、その質については利用者や管理部署である青少年課から問題視されている。特にICTトレーニングについては、カリキュラムや参考書が存在せず、担当講師の知識・指導経験不足も相まって生徒にとって効果的な研修が実施されていない。講師の指導能力強化および生徒にとって理論的ではなく実践的に学べる環境を整備すべく、技術協力を担う隊員が要請された。またICTトレーニング以外の研修についても計画策定、実施手法に関する助言が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
アビアディ市青少年・スポーツ事務所の青少年課とともに、以下の活動を行う。
1.ユースセンターの事業概要を把握し課題を洗い出す(メケレ市モデルセンターでの調査含む)。
2.抽出した課題をもとに青少年課担当者および施設コーディネーターと活動計画を策定する。
3.青少年課担当者およびICT講師とともにトレーニング用のカリキュラム(指導要領)および参考書を作成する。
4.実践授業を通し、ICT講師と生徒に対して指導する。
5.青少年課が実施するトレーニングの内容(スケジュール、ファシリテーション方法)を改定する。
6.5.のトレーニングをモニタリングし、評価、改善プランを策定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス、PC3台Windows7(4台発注中)、机・椅子、オフィス備品、文房具、その他活動に必要な資機材は事務所予算内で一部調達可能
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
青少年課担当者(副課長)、男性、20代、大卒
施設コーディネーター、男性、20代、大卒
活動対象者:
ICT講師、女性、30代、短大卒
青少年約500名、10歳~35歳
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先スタッフとのバランスによる
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・研修改革・実施にかかる知識
・Microsoft Office指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・活動言語および生活使用言語はティグライ語となる。
・水道は平均週に3日程度断水。
・電気は毎日平均3時間程度停電