2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50620A10)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦教育省ティグライ州教育局

2)配属機関名(日本語)

ウフリサラム小学校

3)任地( ティグライ州マイチョウ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ティグライ州の州都メケレからミニバスで3時間の町マイチョウにある公立小学校。生徒数約850名、職員数は42名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、授業には州の公用語であるティグライ語が用いられている。年間予算は約3,286,000ブル(約120万円)。理科の授業は、Grade6までは1科目、Grade7~8では物理・化学・生物に分かれて実施されている。同校は、周辺校の中心校であり、特別支援教育(インクルーシブ教育)等にも力を入れている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の教育方針では、理論偏重の教育からより実践的な教育への転換を目指しているが、教育現場では、教員の実験に関する経験・知識不足や教材の入手困難から依然として板書中心の授業が主流であり、実験・観察を取り入れた実践的な理科授業の普及が課題となっている。配属先でも薬品・器具の不足や教員の経験不足などから教科書に載っている実験・観察が十分に実施できておらず、特に化学と物理の理解度が低いことが課題となっている。隊員には、現地教員とともに身近な材料を使った教材の作成や実験を取り入れた授業を考案し、実践的な理科授業実施を支援することで、上記2教科に対する生徒の理解度を高めることが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚教員と協力し、以下の活動を行うことが求められている。
1.現地で入手可能な材料を使用した自作教材の作成に努め、実験・観察の推進を図る。
2.中学校1~2年生に相当する生徒を対象に積極的に実験や観察を取り入れた化学および物理の授業を行う。
3.理科実験室の整備を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理科実験室、薬品(種類や数は少ない)、器具:顕微鏡、試験管など(数は少ない)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長:男性60代
同僚理科科教員:7名(20~30代 大卒または院卒) 男性4、女性3(一般理科4、物理1、化学1、生物1)

活動対象者:Grade7~8(中学校1~2年生に相当)の生徒:約50人/クラス、各学年3クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理工系 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には現地語(ティグライ語)によるコミュニケーションが必要となる。ティグライ語は、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。
停電:30分~数時間程度の停電が週数回発生、断水:ほぼ毎日発生