2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50620A12)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~53歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦教育省ティグライ州教育局

2)配属機関名(日本語)

デブリ小学校

3)任地( ティグライ州メケレ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ティグライ州の州都メケレ郊外にある公立小学校。生徒数約1800名、職員数は53名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、授業には州の公用語であるティグライ語が用いられている。年間予算は約300,000ブル(約110万円)。理科の授業は、Grade6までは1科目、Grade7~8では物理・化学・生物に分かれて実施されている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなるが、以前同任地に派遣されていた理科教育隊員が同校で巡回指導を行っていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の教育方針では、理論偏重の教育からより実践的な教育への転換を目指している。しかしながら教育現場では、教員の実験に関する経験・知識不足や教材の入手困難から依然として板書中心の授業が主流であり、実験・観察を取り入れた実践的な理科授業の普及が課題となっている。配属先でも教材不足や教員の知識不足(特に薬品の取り扱い知識が不足している)などから実験・観察が十分に実施できておらず、購入した薬品が未使用のままとなっている。隊員には、現地教員に対する研修会の実施や身近な材料を使った実験授業を考案し、同校での実践的な理科授業の実施を推進することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚を対象に下記の内容を取り入れた研修会を実施する。
・薬品・器具の取り扱い方
・現地で入手可能な材料を使用した実験・観察の工夫
・実験/観察を取り入れた指導方法
2.中学校1~2年生に相当する生徒を対象にした実験や観察を積極的に取り入れた授業の実施支援
3.可能であれば、算数指導への支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理科実験室、薬品(種類は少ない)、器具:顕微鏡、試験管、温度計など(数は少ない)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長:男性40代
同僚理科科教員:9名(20~30代 大卒または院卒) 男性5、女性4(一般理科4、物理1、化学2、生物2)

活動対象者:Grade7~8(中学校1~2年生に相当)の生徒:約50人/クラス、各学年4クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理工系 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には現地語(ティグライ語)によるコミュニケーションが必要となり、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。
電気:不定期だがほぼ毎日、3時間程度停電。 水道:不定期だが平均週3日程度、断水。