2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50620A19)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~53歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦教育省ティグライ州教育局

2)配属機関名(日本語)

アディシュンドフン小学校

3)任地( ティグライ州メケレ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ティグライ州の州都メケレにある公立小学校。生徒数約1600名、職員数は41名。エチオピアの小学校はGrade1~Grade8の8年制(小学校1年~中学校2年に相当)で概ね7~14歳の生徒が在籍しており、ティグライ語(国語)、英語、算数、理科、社会、エステティック(音楽・図工・体育)などが教えられている。授業には州の公用語であるティグライ語が用いられている。年間予算は約100,000ブル(約37万円)。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなるが、以前同任地に派遣されていた理科教育隊員が同校で巡回指導を行っていた。同校からは理科教育隊員の要請も出されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアの小学校のGrade1~4では、音楽・図工・体育を一つにまとめた科目がエステティック科として確立しているが、同教科の専門性を持つ教員の不足や教材の入手困難から板書中心の授業が主流であり、生徒活動を取り入れた実践的な授業の普及が課題となっている。配属先でも実践的な授業を同校の教育に取り入れていきたいと考えているが、教員の技術不足や教材不足から生徒実践が十分に行われていない状況である。隊員には、身近な材料を使った教材の作成や生徒活動を取り入れた授業の提案、日本の指導手法の紹介などの活動が望まれている。また、同校では算数の理解度が低いことも課題になっており、算数(特に図形や計算)への支援も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.Grade1~4(小学校1~4年生に相当)を対象に同僚とともに生徒活動を取り入れた音楽・図工の授業を行う
2.年齢にあったスポーツや運動など体育授業の指導方法を同僚に提案する
3.現地で入手可能な材料を使用した教材の紹介や作成支援
4.身近な例や教材を使った算数(特に図形や計算)指導への支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、グラウンド、ボール、紙、絵の具、ピアノ(演奏できる教員がおらず、使われていない)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長:男性60代
同僚エステティック科教員:6名(30~40代、大卒)
同僚算数科教員:7名(30~40代、大卒または院卒)

活動対象者:Grade1~4(小学校1~4年生に相当)の生徒:約50人/クラス 各学年4~5クラス

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には現地語(ティグライ語)によるコミュニケーションが必要となり、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。
電気:不定期だがほぼ毎日、3時間程度停電。 水道:不定期だが平均週3日程度、断水。