要請番号（JL50620A21）
募集終了
2代目
| ・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
連邦教育省アムハラ州教育局
2）配属機関名（日本語）
メラウィ小学校
3）任地（ アムハラ州メラウィ ） JICA事務所の所在地（ アディスアベバ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
アムハラ州の州都バハルダールからミニバスで1時間の町メラウィにある公立小学校。生徒数約2000名、教師数は57名。エチオピアの小学校はGrade1～8の8年制(小学校1年～中学校2年に相当)で概ね7～14歳の生徒が在籍しており、アムハラ語(国語)、英語、算数、理科、社会、エステティック(音楽・図工・体育)などが教えられている。授業には現地公用語であるアムハラ語が用いられている。年間予算は約274,000ブル(約100万円)。過去に同校では理科教育隊員2名、小学校教育隊員1名が活動しており、今回も理科教育隊員の要請が同時に出されている。新校舎を建設中で2019年中に完成予定。
【要請概要】
1）要請理由・背景
エチオピアの小学校のGrade1～4では、音楽・図工・体育を一つにまとめた科目がエステティック科として確立しているが、同教科の専門性を持つ教員の不足や教材の入手困難から板書中心の授業が主流であり、生徒活動を取り入れた実践的な授業の普及が課題となっている。配属先校では過去の隊員の取り組みにより、実践的な情操教育の授業が定着しかけていたものの、隊員の帰国後、教員の異動等が発生し、これらの活動の継続が困難となっていた。今般、再度の支援と同校への定着化が期待され、本要請が出された。また、同校では低学年の算数に対する理解度が低いことも課題となっており、新たに算数科目への支援も求められている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
1.Grade1～4(小学校1～4年生に相当)を対象に同僚とともに生徒活動やグループ活動を取り入れた音楽・図工・体育の授業を行う
2.身近な例や視覚教材を用いた分かりやすい算数指導方法の提案
3.現地で入手可能な材料を使用した教材の紹介や作成支援
4.日本の文化紹介などの異文化交流活動
5.可能であれば近隣校への巡回指導
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、黒板、校庭、ボール、教科書、定規など(数は少ない)
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長:男性40代
同僚エステティック科教員:2名(30～50代女性、大卒)
同僚算数科教員:6名(30～40代、女性1、男性5 大卒もしくは院卒)
活動対象者:Grade1～4(小学校1～4年生に相当)の生徒:約50人/クラス 各学年4～5クラス
5）活動使用言語
英語
6）生活使用言語
その他
7）選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（小学校教諭）
（中学校又は高等学校教諭（美術））
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（大卒） 備考：配属先学歴レベルとの調和
[経験]：（教員経験）2年以上 備考：同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（ステップ気候） 気温：（15～30℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（不安定）
[水道]：（不安定）
【特記事項】
活動には現地語(アムハラ語)によるコミュニケーションが必要となり、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。
停電:30分～数時間程度の停電が週数回発生、断水:ほぼ毎日発生