2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50620A33)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~53歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ティグライ州教育局

2)配属機関名(日本語)

メケレ市ハデネット地区教育事務所

3)任地( ティグライ州メケレ市 ) JICA事務所の所在地( アジスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ティグライ州の州都メケレ市の教育サービス全般を行う事務所に属する地区教育事務所の一つ。メケレ市にはサブシティーと呼ばれる行政区が7つあり、それぞれのサブシティーに地区教育事務所がある。配属先となるハデネット教育事務所はこの7つのサブシティーのうちの一つである。年間予算 約400万円。上庁であるメケレ市教育事務所にも理科教育隊員が派遣予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア政府の教育方針では、理論偏重の教育からより実践的な教育への転換を目指している。しかしながら教育現場では、教員の実験に関する経験・知識不足や教材の入手困難から依然として板書中心の授業が主流であり、実験・観察を取り入れた実践的な理科授業の普及が課題となっている。メケレ市では、市教育事務所と地区教育事務所、各学校に理科教育隊員を派遣し、連携を取ることで現地教員の理科実験能力改善の相乗効果を期待している。本要請では、地区教育事務所にボランティアを配属し各学校の現地教員・生徒に対して様々な改善提案等を行うことが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

地区教育事務所管内の5校程度で以下の活動を中心に行う
1.各学校の理科教員が行う理科実験の準備補助、支援、助言
2.理科教員への実験および実験授業についてのセミナー、ワークショップを開催
3.現地で入手できる材料で製作する実験器具の率先垂範指導
4.理科実験授業において教員と協働し、説明や実験目的などで教師が不足している部分の助言を生徒に行う
5.州内の他理科教育隊員や現地関係者と協力した学校巡回指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先教育事務所:机、椅子巡回先各学校:実験室、最低限の実験器具、試薬(ビーカー、試験管、ガスバーナー:ただし絶対数が不足している)

4)配属先同僚及び活動対象者

市教育事務所:理科担当職員(大卒以上)
地区教育事務所:理科担当職員 (大卒)
対象者:学校の理科教育担当教員(短大卒以上)、児童/生徒(*概ね10-15歳)

*家庭の事情などで入学が遅れたり途中復帰したりと学年と実年齢は整合しない者も多い

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な指導が伴う

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(15-30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には、現地語(ティグライ語)によるコミュニケーションが必要となる。ティグライ語は、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。