要請番号(JL51516B01)
募集終了
3代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・水・天然資源省
2)配属機関名(日本語)
ケニア森林公社(KFS)ニャンダルア
3)任地( ニャンダルア・カウンティ、オルカラウ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ケニア森林公社(KFS)は森林保全活動を主な業務とする政府系機関である。違法伐採の取り締まり、苗木の生産及び販売、住民による植林活動の推進、育林技術指導などに取り組んでいる。ケニア国内に500近くのオフィスが点在している。JICAとは技術協力プロジェクト「半乾燥地社会林業強化」(2004年3月~2009年3月)を実施するなど、長い協力実績がある。 任地となるオルカラウは標高2,000mを超える高地にある。青年海外協力隊は2013年11月から継続的に派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
KFSニャンダルアが役割を担っているのは、主に①農業、農村と都市の開発分野、②環境保護、水・天然資源分野の2つに分けられる。特に、森林保護のためレンジャー達は毎日昼夜の見回りを行なうほか、乾季には火災が発生するため消防訓練を実施したり、緑化促進のため苗木栽培や木材販売を行なったりしている。
現在派遣中のJV(平成27年度2次隊/林業・森林保全)が主に取り組んでいるのは、GIS(地理情報システム)によるデジタルマップ作成とGIS技術者の人材開発の支援である。配属先では5つのフォレスト・ステーションを管轄しているが、当該JVの活動期間中に、2つのフォレスト・ステーションのデジタルマップ作成を完了できる見込みである。FSC(R)(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)の森林認証の獲得も視野に入れつつ、継続的な支援が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現在派遣中のJVが取り組んでいる以下の活動内容を引き継ぎつつ、配属先同僚と協働する。メインの活動として想定されるのは、1.である。
1.GIS(地理情報システム)によるデジタルマップ作成とGIS技術者の人材開発を支援する(主に乾季)
2.建設済みのビニールハウスを利用した野菜栽培、グループ活動の活性化を支援する(主に雨季)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
メインオフィスではコピー機、プリンターといった基本的なオフィス機能を備えている。派遣中JVにはホール隣の小部屋が執務室として提供されている。GPSの購入を検討中。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先はエコシステム保護管理官(50代女性)を筆頭として、エコシステム・マネージャー(2名)、秘書(3名)、事務所アシスタント(6名)、運転手(1名)などからなる。活動対象者はエコシステム・マネージャーを中心に、配属先が管轄するフォレスト・ステーションのスタッフなど広範に及ぶ。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)林学 備考:同僚と同じレベル
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・GISに関する知識
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(温帯気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居は配属先敷地内のスタッフ用住居となる。