要請番号(JL51516B02)
募集終了
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境・水・天然資源省
2)配属機関名(日本語)
キアンブ・カウンティ環境・水・天然資源事務所
3)任地( キアンブ・カウンティ、ティカ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
キアンブ・カウンティは首都ナイロビに隣接しており、首都に勤務する者のベッドタウンとしても急激に発展している。カウンティ内には12のサブカウンティがあり、それらを束ねる事務所が配属先となる。配属先の事業内容としては、都市廃棄物管理、環境汚染コントロール、環境教育、騒音規制、過度な振動のコントロールなど多岐にわたる。年間予算は150万ドル程度。
スウェーデン政府の出資の下、日本の福岡大学を中心とするプロジェクトチームがUN Habitat(国際連合人間居住計画)等と協力して、アフリカ大陸初となる準好気性埋立構造(福岡方式)の処分場建設を進めた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2015年11月、青年海外協力隊員をはじめとしたJICAボランティア12名らが、ナイロビから北東約60km、同配属先が管理する準好気型埋立構造(福岡方式)の処分場建設サイトを視察するツアーを実施した。また、2015年から2016年にかけて、同配属先の主要なスタッフ3名(管理職1名を含む)がJICA訪日研修(研修期間は1~2ヶ月)に参加し、日本における廃棄物行政について包括的に学んだ。
上述のとおり、配属先は日本と関わりが深い。配属先の中の環境部門では、環境教育セクションを立ち上げる予定であり、そのための教育構造やツールを日本から学びたいとして、要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
環境教育に携わるオフィサー(ボランティア)として、以下の活動内容が予定されている。
1.カウンティ内の学校や一般市民らを対象とした環境教育プログラムの支援
2.特に廃棄物管理に関する環境教育ツールの開発支援
3.環境啓発、教育活動への技術的な助言
4.カウンティ内における環境教育イベント企画への支援
準好気型埋立構造(福岡方式)処分場を視察に来る行政担当者も多く、日本人の口から日本の技術を説明できることも期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
準好気型埋立構造(福岡方式)処分場はティカ郊外にあるが、配属先はティカ市内中心部にある。配属先に車両があるが自由に使える状況ではない。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚は、チーフ・オフィサーを筆頭に、局長(Director)を中心として、環境オフィサーが16名、年齢層は26歳から50歳。活動対象者は、環境オフィサーのほか、配属先で受け入れたインターン、学生、ユース・グループ、NGOなど幅広い。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:処分場の説明に不可欠
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温帯気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)