要請番号(JL51516B07)
募集終了
2代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ウゲニャ・サブカウンティ保健事務所
3)任地( シアヤ・カウンティ、ウクワラ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先には、保健事務所長の下に10名ほどによる保健マネジメントチームがある。管轄地域にある27の医療施設で提供される保健医療関連サービスの監督、指導、調整にあたっている。周辺地域は公共交通機関の利用が限られた、のどかな村落地域であり、多くの人々は農業に従事している。配属先の年間予算はおよそ200万円。
管轄地域の医療施設に対してはUSAIDなどの大きな支援団体がプログラムを実施している。また、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネジメント強化プロジェクト」(2009年7月~2013年6月)の対象地域でもあった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先管轄地域は、ケニア国内においても①妊婦健診受診率の改善、②乳幼児の予防接種率の改善、③HIV感染の予防啓発へのニーズが高く、他にも様々な保健指標の改善が必要な地域である。配属先の保健マネジメントチームは巡回指導を行ない、各施設での医療サービスの質の向上と共に、コミュニティにおける保健プロモーション活動に取り組んでいる。
同配属先には、コミュニティ開発JV(平成25年度4次隊)を始めとして、保健師JV(平成27年度1次隊)が派遣されており、栄養士JV(平成28年度3次隊)も派遣予定である。派遣中の保健師JVは、乳幼児の予防接種率の向上、コミュニティ・レベルでの保健サービス向上、医療機関の利用者の満足度向上、10代の健康意識の改善、モリンガという植物を用いた栄養・衛生・収入向上 に取り組んでいる。共に働き、新たなアイデアを導入してほしいと後任ボランティアが求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
JVは保健事務所を拠点とし、管轄地域内の保健施設のサービスの質の向上を目的として以下の業務に取り組む。なお、具体的な活動内容は着任後に状況を把握し、同僚や配属先関係者と協議しながら策定する。
1.管轄地域の保健施設およびコミュニティを巡回し、医療サービスの質に関する情報・データを収集する。
2.定期的に開催される配属先の医療勉強会において、情報共有を行い、各保健施設の環境改善・サービス改善のための取り組みを企画し、実施を支援する。
3.必要に応じて、同配属先に派遣されたJV(栄養士、コミュニティ開発)と情報共有し、配属先の医療サービス向上に反映する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所はウクワラ・サブカウンティ病院の中にある。活動期間後半に小型自動二輪が貸与される予定。
4)配属先同僚及び活動対象者
保健事務所長は40代男性。保健管理チームは、保健師、看護師、保健事務員、保健促進員、データ事務員、検査室調整員、薬剤師、保健事務員、栄養士など、10名程度のスタッフからなる。活動対象者は、同僚のほか、ウゲニャ・サブカウンティ内の医療機関スタッフやコミュニティの人々である。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚と合わせるため
[参考情報]:
・保健師と看護師の両方の資格
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
小型自動二輪貸与までは配属先事務所のあるサブカウンティ病院を中心に活動し、配属先車両の利用が可能な機会などに他の保健施設を巡回する。