2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51516B08)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3
セメ周辺の様子 配属先事務所のある医療施設

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

セメ・サブカウンティ保健事務所

3)任地( キスム・カウンティ、セメ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はケニア西部のビクトリア湖近くに位置し、第3の都市キスムから車で約40分の所にある。周辺はのどかな村落で、多くの人々がメイズなどの農作物や家畜を育て暮らしている。配属先には保健事務所長の下、看護や公衆衛生など15名ほどによる保健マネジメントチームがあり、管轄地域内に存在する28のコミュニティによる組織(CU)の健康管理、保健指導および医療施設の監督を行なっている。地域内の保健施設ではUSAIDなどの支援団体がプログラムを実施している。また、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネジメント強化プロジェクト」(2009年7月~2013年6月)の対象地域であった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ケニア国においては2006年から地域住民が主体的に保健への取り組みに参加することにより、保健指標の改善を狙った地域保健戦略を導入している。配属先管轄地域においても、地域住民の中からコミュニティヘルスボランティア(CHV)を育成し、基本的な保健医療にかかる助言や医療機関の紹介を行うなどの取り組みを実施している。しかし、現状では未だ各家庭レベルの保健衛生への知識が乏しいなど、状況にあった予防啓発活動や生活環境改善への取組みが必要とされている。
同配属先には、村落開発普及員JV(平成21年度3次隊)を始めとして、コミュニティ開発JV(平成27年度2次隊)、栄養士JV(平成27年度4次隊)を派遣しており、保健師JV(平成28年度1次隊)も派遣される予定である。前任JVは、配属先やコミュニティの関係者と共に感染症予防や学校保健を視野に入れた活動をしている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

JVは保健事務所を拠点とし、地域住民がより主体的に、健康的な生活を実現できるよう、配属先同僚と協力して以下の活動を行なう。なお、自転車による移動となるため、配属先から半径10Km以内の地域が巡回対象地域となる。

1.コミュニティや医療施設を巡回し、状況把握、課題抽出を行ない、配属先や地域の関係者に共有する。
2.地域住民や周辺の学校に対して疾病等の予防啓発や生活環境改善のための取り組みを企画、実施する。
3.必要に応じて、同配属先に派遣されるJV(栄養士、保健師)と情報共有し、配属先の医療サービス向上に反映する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健事務所はセメ・サブカウンティ病院内にある。JVにはJICAケニア事務所から自転車が貸与される予定。

4)配属先同僚及び活動対象者

保健事務所長は40代男性。保健管理チームはパブリックヘルスオフィサー、プロモーションオフィサーなど約15名(20代~50代)で構成されている。地域保健戦略担当者(CHEW)やCHVを中心に協働する。
活動対象者は、同僚のほか、セメ・サブカウンティ内の医療施設スタッフやコミュニティの人々である。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・地域保健に対する知識・興味

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】