2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51516B10)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3
施設の入り口 寄宿舎内部 寄宿舎外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働・社会保障・サービス省

2)配属機関名(日本語)

キスム更生学校

3)任地( キスム・カウンティ、セメ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は軽犯罪を犯した子どもの更生、保護者から育児放棄された子どもやストリートチルドレンの保護を目的とした男子の全寮制施設で、2014年に開校した。子ども達の健全な育成のため、衣食住の提供や、社会復帰及び再犯防止のためにカウンセリングや各種教育(基礎教育、体育等)の提供をしている。2016年6月現在、12歳から17歳までの男児41名が収容されている。平成26年度1次隊でJV(青少年活動)が活動している。
現在、配属先施設の充実を図っており、職員住宅の拡充、井戸の建設(以上は政府予算による)、女子生徒用緊急避難シェルターの建設(国際NGOであるPlan Kenyaの支援による)が進められている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ケニアにおける更生学校は、公立小学校と同様の公教育、及び職業訓練等を提供することになっているが、配属先は新設校で寄宿施設のみで校舎がなく、教員もおらず、本来の教育サービスの提供ができない。開校時、配属先では収容された子ども達の更生・保護を果たすために、カウンセリングのみを実施していた。そこで初代JVは小学校レベルの算数の授業、サッカーを中心とした体育の授業を放課後や週末に実施し、子ども達への教育サービスの提供に貢献した。

また配属先ではソーシャル・スキル訓練(行動変容につながる集中力、向上心、自律心等を醸成し、精神面の成長を促す機会)を算数・体育等の教科の授業や職業訓練を通じて継続的に実施したいと考えている。しかし、教育分野専任のスタッフがおらず、配属先スタッフのみで初代JVの活動を継続することは困難な状況であり、後任JVが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の子ども達への教育機会の提供、ソーシャル・スキルの向上につながる活動を同僚とともに実施する。
1.算数(小学校レベル)の指導を行なう。
2.スポーツ・音楽・手工芸等の特技を活かした授業を行なう。

そのほか、以下のような活動も考えられる。
3.更生学校の子ども達が通学している近隣の小学校で体育の授業を行なう。
4.他の更生施設に配属されているJVらと連携し、イベントなどを企画・運営する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

多目的ホール、事務室、机、イス、ピアニカ、リコーダー

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
マネージャー(男性)、福祉士(男性2名)、秘書(女性1名)、守衛2名、調理師(男性1名、女性1名)、運転手(男性2名)

【対象】
12歳から17歳の男児、約50名(変動あり、上限100名)

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:指導対象が男子生徒のため

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚の水準と合わせるため

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:制限された環境で活動するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】