要請番号(JL51516B11)
募集終了
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働・社会保障・サービス省
2)配属機関名(日本語)
キスムリマンドホーム
3)任地( キスム ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
リマンドホームは軽犯罪を犯した子どもやストリートチルドレンなど、警察に補導・保護された子ども(7歳~18歳)を裁判所による処遇が決定するまで一時的に拘置する施設である。スタッフは拘置された子どものデータ集積、個別ヒアリングによる裁判所への報告書作成に加え、子どもたちに生活指導、カウンセリング、学習機会を提供している。子どもの数は80名から100名程度で推移しているが、それぞれの施設滞在期間は裁判所の手続き次第で、数週間から複数年にわたる。
CEFA(国際NGO)が児童福祉分野(2016年終了予定)で、教会系団体が職業訓練クラス(不定期)で支援をしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の主要業務は裁判が決するまで子ども達を拘留することであるが、子どもの更生を考慮し、カウンセリングなどを実施している。一方、教育については支援団体による偶発的な職業訓練に留まり、スタッフの不足、子どもの年齢の幅広さや拘留期間等、個人差が大きいためにプログラムを実施することが難しい。結果的に、子ども達は拘留期間にやることがなく、漫然と時間をやり過ごしている。また、施設を出た後に地域社会に戻る子どもが多いにもかかわらず、拘留期間が足かせとなって、学校や社会への円滑な復帰につながっていない。
配属先長は、他のリマンドホームに配属されたJV(青少年活動)によるプリント学習等の教育支援に興味を示しており、配属先でも基礎教育の機会提供、体を動かすアクティビティーを通じ、ソーシャルスキル(集中力、協調性等)を育て、社会復帰につなげたいと要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の子ども達の円滑な社会復帰のために、教育の機会提供、ソーシャル・スキルの向上につながる活動を実施する。
1.算数や英語の指導を中心に教育機会を提供する。(算数は小学校レベル、英語は中学校レベル)
2.趣味や特技を活かして、ソーシャルスキル向上につながるスポーツ、音楽、手工芸などの指導に携わる。
(何ができるかはJVと配属先で決める。内容に指定はない。)
3.前述の活動やカウンセリングを通じて、子ども達の個性や強みを見つけ、配属先に報告する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務室、机、イス、教科に関する蔵書、サッカーボール、ビーズ
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
施設長(男性)、児童福祉士3名、秘書1名、運転手1名、調理師3名、警備員2名、補助員2名
【指導対象】
8歳から18歳の男女、合計80名から100名(常時変動)
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚と同程度の学歴が必要なため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:学習指導を求められているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)