要請番号(JL51516B16)
募集終了
2代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ラモギ技術専門学校
3)任地( キスム ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先(以下RIAT)は1976年に設立された技術専門学校。中等教育終了資格を有する者が入学できる。自動車整備、電気電子、土木建築、家政、木工、溶接、裁縫、観光業などの長期コースのほか、3ヶ月未満の短期コースなどを開設している。生徒数約750名。教師数約100名。
青年海外協力隊は1990年代に漁業生産、電子機器の隊員を受け入れたほか、最近では自動車整備隊員(平成25年度4次隊)を受け入れた。そのほか、米国平和部隊(ピースコー)を受け入れた実績がある。また、2011年にはオランダから機材の供与を受けた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニアでは日本車が多く走っている。その80~90%が日本の中古車と言われるほどである。自動車の輸入規制(古い車両は輸入しない)もあり、比較的新しい車両もよく見られる。日本車は丈夫で壊れにくいので好まれ、ブランドでは特にトヨタ車の人気が高い。
こうした状況の中、RIATでは職業教育レベルを向上させるべく、実習等の新設、機材の導入が行われている。しかし、新型車輌(特に日本車)の知識を正しく伝えられる人材が不足しており、特に実習授業における教育レベルの向上が求められている。ボランティアは生徒に対して授業を実施するだけでなく、同僚教師に対しての技術指導も求められる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現地のニーズに基づき、以下のような活動が想定される。
1.同僚教師数名と組んで実習授業を行なう。
2.不具合の出た車両がRIATまで運ばれて来ることがある。そのような機会を利用してトラブルシュートの演習を行なう。
3.カーオーナーに対する車両の無料点検、無料アドバイスなどのイベントに協力する。
4.日本語で書かれているマニュアル類を英語に翻訳する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工具一式、実習車(中国製)、実習用バイク(2台)、実習用エンジン(可動)日産A12,L16 (不動)トヨタ4A-FE、いすゞ製ディーゼルエンジン、外部診断機:Auto Boss V30
4)配属先同僚及び活動対象者
RIAT全体では生徒が約750名ほどいる。自動車整備科は教師8名(30~50代)、生徒約20名(20~25歳)がいる。授業は1日あたり6時間行われている。前述の青年海外協力隊員(自動車整備)は安全管理を徹底した指導にあたった。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級整備士(G・D))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:ディプロマの生徒を指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚と同じレベル
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)