2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51517B14)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東アフリカ共同体・労働・社会保障省

2)配属機関名(日本語)

ニエリ・リマンドホーム

3)任地( ニエリ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

リマンドホームは、罪を犯した子どもやストリートチルドレンなど補導・保護され係争中の子どもを、処遇が決定するまで一時的に拘置する施設である。子どもたちの滞在期間は、上限3ヶ月または6ヶ月と決まっているが、裁判所の手続きに左右され、2年以上など長期間拘束される子どももいる。その間、子どもたちに生活指導や聞き取りを行い、規則正しい集団生活を通じて掃除・洗濯・料理等の基本的な生活スキルや共同生活の規範を身につけさせる。
配属先はケニア山の麓、中規模都市のニエリにある。10-17歳の子どもたちが、常時30名前後収容されている。現在、2代目JV(2016-2018年)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

リマンドホームの一義的な目的は子どもの拘置であり、教育・更生ではないため、収容者は学齢期の子どもであるものの、教育(学業・運動・情操)を受ける機会がほとんどない。児童局ではこの状況を改善しようと子どもたちの学ぶ機会を見直し、リマンドホームへのインフォーマル教育の導入を目指している。
現在、配属先で子どもたちに提供されるプログラムは、活動中のJVが実施している算数プリント学習、図書の開放時間の読書やイベント時の企画が中心である。教会や地域の学校から派遣される指導員によるお祈りや授業は、予定通りに実施されることは稀である。配属先では、JVが中心となって実施している活動を、職員、子どもたちが協力し合い運営することで、配属先の自立した活動として継続していくことを目指している。JVは実施システム作りに向けて、資料整理を始めているが、子どもたちや同僚への共有には、継続的なJVの支援が必要である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.基礎学力向上のために、算数プリントを活用した学習時間を提供する。
2.集中力・好奇心の醸成のために、蔵書を活用した読書時間を提供する。
3.社会復帰後のモチベーション向上のために、現状のツールを活用し、キャリア教育を実施する。
4.上記活動について、実施方法の見える化やシステム化を進める。子どもたち・同僚にとって負担が少ない手法を検討・提案し、一緒に配属先のプログラムとして定着を目指す。
5その他、子どもたちの心身の健康な成長を促すために、配属先施設や屋外スペースを利用して、趣味や特技を活かした活動を行うことも可能。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室(1室)、黒板、図書スペース、算数プリント、事務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
施設長(女性)、ソーシャルワーカー(男性2名、女性1名)、事務員(女性2名)、調理師(3名)、守衛、運転手 計11名

【活動対象】
10-17歳の子ども 30名前後(男子中心、変動あり)

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:即戦力が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】