要請番号(JL51517B15)
募集終了
3代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東アフリカ共同体・労働・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
カカメガ・リマンドホーム
3)任地( カカメガ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
リマンドホームは、罪を犯した子どもやストリートチルドレンなど補導・保護され係争中の子どもを、処遇が決定するまで一時的に拘置する施設である。子どもたちの滞在期間は、上限3ヶ月または6ヶ月と決まっているが、裁判所の手続きに左右され、2年以上など長期間拘束される子もいる。その間、子どもたちに生活指導やカウンセリングを行い、規則正しい集団生活を通じて掃除・洗濯・料理等の基本的な生活スキルや共同生活の規範を身につけさせる。
配属先は当国西部、熱帯雨林を有するカカメガにある。配属先には7-18歳の子どもたちが、常時60-80名程度収容されている。現在、2代目JV(2016-2018年)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リマンドホームの一義的な目的は子どもの拘置であり、教育・更生ではないため、収容者は学齢期の子どもであるものの、教育(学業・運動・情操)を受ける機会がほとんどない。児童局ではこの状況を改善しようと子どもたちの学ぶ機会を見直し、リマンドホームへのインフォーマル教育の導入を目指している。
配属先では以前より教員が授業を行っているが、対応できるのは一部のみである。過去2代のJVは、より多くの子どもの学習のために環境整備、多様な学習機会の創出、犯罪防止のためのキャリア教育に取り組んできた。JVの活動は配属先に高く評価されており、子どもたちの反応も良い。しかしながら2017年になり大きな人事異動があり、活動中JVは同僚の理解促進から再出発している。教育プログラムの実践継続に加え、担当職員の交代時に活動が継続できるマニュアル作りの必要性が確認され、後任JVの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.基礎学力向上、集中力・好奇心の醸成のために、算数プリントの活用や読書時間の提供を行う。
2.社会復帰後のモチベーション向上のために、キャリア教育を実施する。
3.その他、配属先にとってと思われる基礎教育や情操教育を提案・実践する。
4.上記活動について、同僚と一緒に実践・引継ぎが可能となるよう運営マニュアルや実施方法の試行錯誤を行い、教育プログラムの定着を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(1室)、黒板、パソコン、算数プリント、図書、事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
施設長(男性)、ソーシャルワーカー、事務員、調理師、運転手等 12名(内教育部門の職員は1名)
学生インターンがいることも多い(期間は3ヶ月)
【活動対象】
7-18歳の子ども 80名程度(変動あり)
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(社会経験)2年以上 備考:即戦力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)