要請番号(JL51517B17)
募集終了
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東アフリカ共同体・労働・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
エルドレット東サブカウンティ児童事務所
3)任地( エルドレット ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先管轄地域ではストリートチルドレン、育児放棄、虐待、女性・子どもへの性的虐待等が問題となっている。配属先は地域の児童福祉サービスの窓口で、(1)子どもの親権争いや育児放棄、養育費支払いに関する仲裁・裁判への同行、(2)地域内の約30の児童保護施設と提携し、保護された児童の施設への移送、(3)児童保護施設の運営監督、(4)孤児等を対象にした現金給付プログラム(世界銀行支援、2008年から)を実施している。
同一カウンティ内のエルドレット西サブカウンティ児童事務所でJV(コミュニティ開発)が活動中、ワレンサブカウンティ児童事務所にはコミュニティ開発JVを要請中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニア児童局は、職員数の不足を補う方策として、地域を組織化し、域内で発生する家庭内の小規模な問題への対応は、ボランティア児童官(日本の児童委員、以下VCO)や地域のリーダーに任せる方針を採っている。そのために配属先では、各地に児童福祉委員会の設置を促進し、VCOを採用・養成している。しかし地域のニーズに対して、VCOの数・経験は不足している。また配属先とVCOとのコミュニケーションも不足しており、VCO制度が十分に機能しているとは言い難い。
背景には職員やVCOの不足だけでなく、児童福祉委員会の形骸化、VCOの知識不足、無償で活動を継続することへのモチベーションの低下、配属先とのコミュニケーション不足による対応の遅滞などの要因が考えられる。更に多様な業務を抱える職員の業務効率も決して高いとはいえない。そこで児童福祉委員会及びVCOの活性化、事務所業務効率化を目指してJVの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚・VCOとともにフィールドワークを行い、児童福祉委員会の活性化や児童福祉に関する啓発活動の実施を支援する。協働を通じてVCOの知識・経験を増やし、モチベーションを向上させる。
2.事務所において、同僚と一緒に相談者への対応や各種手続きのサポート、書類作成業務を行う。業務効率化のために書類整理、データ管理、掲示物の作成や展示方法の工夫など、配属先のサービスの質の向上に努める。
3.配属先が実施する会議・研修で、講師及び調整役として同僚と協働する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子、文房具等
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
事務所長(女性)、児童官1名
【協働者・活動対象】
VCO 30名(内15名は研修未実施)
児童福祉委員会
対象地域の住民
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・児童福祉に対する興味
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)