要請番号(JL51519B28)
募集終了
4代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マチャコス視覚障害者技術訓練専門学校
3)任地( マチャコス郡(カウンティ)、マチャコス ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1958年に設立され、視覚障害者自立のためのリハビリテーションと職業訓練を実施している。リハビリテーションコースは日常生活動作向上、点字の読み書き・タイピング、コンピュータ技術の習得等、職業訓練コースは編物、洋裁、木工、皮革工芸、家具、コンピュータ、指圧等がある。学生は16歳以上の160名。障害を持つ学生は構内の寮で生活をしながら学んでいるが、近年の政府の方針により、障害を持たない学生も受け入れており、今後半数近くを占める予定。指圧コースは2006年に青年海外協力隊の派遣により開始され、これまで3代にわたり隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2006年から2014年1月まで、3代の隊員を講師として派遣し、指圧コースの運営を支援してきた。現在は、部門長が熱意を持ってコースを運営しており、初代隊員が指導した学生と日本へ留学してあん摩マッサージ指圧師の国家資格を持った2名の視覚障害者の講師が、それぞれ週2回、実技指導に訪れている。配属先からは、学生とケニア人講師の技術向上と指圧コースの運営改善のため、今回の要請となった。現在、指圧コースでは週に15コマ(1コマ 2時間)、実習12コマ、解剖学1コマ、経営1コマ、ライフスキル1コマの授業を計4名の講師が行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
指圧コースの講師として同僚講師と共に視覚障害者の学生に対し、理論と実技、その他必要と思われる指導を行う。
1.コースは1年(実質は9ヶ月の授業期間)で数名程度の学生を指導する。(鍼灸は行っていない)
2.シラバスの改訂や教材の開発・改善を行い、授業の質の向上を図る。
3.指圧やあん摩の普及と市場開拓のため、イベント等でのデモンストレーションを企画、実施する。
4.学生の就職先の開拓・支援を行う。また、可能であれば学外での卒業生への指導、助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マッサージベット4台、枕、内臓模型、骨模型人体骨格模型(一部破損)、人体解剖模型(トルソー)
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長:女性(40代)
指圧コース 部門長:女性(40代)
教員44名(うち視覚障害者11名)
指圧コースの学生は今年は9名(視覚障害のある男女)、年齢は16歳以上
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導できるレベル
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)