要請番号(JL51520A08)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ンディワサブカウンティ保健事務所
3)任地( ホマベイ郡(カウンティ)、ンディワ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同保健事務所は地域病院に併設されており、病院のスタッフや公衆衛生官などによる保健管理チームが、管轄下にある46の保健センターや診療所の保健医療サービスやコミュニティでのプライマリーヘルスケア活動の管理、アドバイスを行っている。同地域の人口は20万5千人で年間予算は約900万円。
現在、同配属先では保健師(2018-4次隊)や栄養士(2019-1次隊)の隊員が活動中。また、2020年春募集で後任の保健師、栄養士の隊員を募集中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域は、HIV/エイズ、下痢、肺炎、結核、マラリア、スナノミ症などの疾病が多い。現在、配属先で課題となっているのが、若年層の妊娠、出産である。母体が成熟しないまま出産するために、母親と子供の出産時やその後の健康にリスクがあり、また、母親は妊娠のために学校を中退し、教育が受けられず就業の機会も減るため、生涯貧しい暮らしを余儀なくされることが多い。更に、同地域のホマベイ郡(カウンティ)はHIV/エイズの感染率が25%を超え、ケニア国内で最も高いと言われており、その原因の一つに若年層の妊娠が挙げられている。配属先では、若年層の妊娠を減らすことにより、命を守り、さらにはHIV/エイズの感染率の低下を望んでおり、学校やコミュニティでの啓発活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は保健事務所を拠点とし、配属先同僚と協力して以下の活動を行う。
1.地域の状況を把握すると共に課題を抽出し、改善に取り組む。
2.コミュニティや学校を訪問し若年層妊娠やHIV/エイズ等の健康に関する啓発活動を行う。
3.各地域にはHIV/エイズ患者グループがあり、生きがいづくりや現金収入のための支援を行う。
4.その他可能であれば、保健などに関することで、地域に裨益する活動を行う
同配属先や同分野のJICA海外協力隊との情報交換等による連携で、地域の課題解決にむけた活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:保健事務所長(30代男性、医師)
保健事務所オフィサー、各地域から選出されたコミュニティヘルスボランティア
病院・保健事務所スタッフ 約50名(20歳代~50歳代の男女)
活動対象者:地域住民、学校の生徒など
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・衛生啓発や健康管理の知識や経験
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAの判断により訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。