要請番号(JL51520A10)
募集終了
2代目
・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ジョイタウン特別支援学校
3)任地( キアンブ郡(カウンティ)、ティカ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1980年に教会の支援によって開設された肢体不自由の生徒のための寄宿制セカンダリースクール(日本でいう中学3年生から高校3年生のレベル)である。在校生は小学校を卒業した15歳から25歳の289名(男子150名、女子139名)。病名は、脊髄性小児麻痺、筋ジストロフィー、脳性マヒ、骨形成不全症などで、障害の程度は軽度から重度と様々である。現在、同配属先では障害児・者支援(2019-1次隊)の隊員が活動中。また、ドイツから司書のボランティアの受入れも行っている。年間予算1300万円
【要請概要】
1)要請理由・背景
ケニアの特別支援教育の方針として、障害のある生徒と障害のない生徒が共に学ぶインクルーシブ教育に取り組み始めており、同校は全国で16校指定されたパイロット校の一つ。障害をもたない生徒はまだ少数(4名程度)であるが、特別支援教育の模範となる学校。
現在派遣中の隊員は、学習障害や聴覚障害などで授業についていけない生徒の個別フォローを行い、また、ライフスキル(日本でいう道徳)などの授業を行っている。学校からは個人の能力に応じた指導を継続的に行ってほしいと希望があり、後任の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教師とともにクラスを担当し、数学・音楽・図画工作、体育等、隊員の得意分野を生かした授業の計画・実施を行う。
2.同僚教師向けのワークショップや、各クラスへの巡回指導を通して、学習障害等のある児童生徒に対する授業や支援方法についての理解と実践を促進する。
3.地元で手に入る安価な物を使って教材を作成し、生徒が楽しく学べるような学習環境を整備する。
4.可能であれば、生徒が卒業後の自立に向けた職業訓練的な授業が行えればなおよい(例:手工芸など)
5.同職種のJICA海外協力隊と連携し、勉強会やワークショップで特別支援教育の課題解決にむけた活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室(多少の文房具とノート有)、黒板
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(女性50第)
教員24名(特別支援学校教諭免許の取得者)
サポートスタッフ12名
活動対象者:
在校生288名、同僚教員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言を行うため
[参考情報]:
・数学のバックグラウンドがあれば望ましい
・実務経験は特別支援教育経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAの判断により訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。