要請番号(JL51520A11)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
パンガニ特別支援学校
3)任地( ナクル郡(カウンティ)、ナクル ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2011年に設立された知的障害児・者を対象とした公立学校。職員数は25名(うち教員16名、教員補助9名)で、約150名の生徒が通っている。生徒の年齢は6から28歳で、軽から中度の知的障害が多く、身体に障害のある子どもも多い。年長者には職業訓練として編物、 料理、ビーズ細工、織物、美容などの技術も教えている。個人や教会からの寄付金で教室増設や寄宿舎(80名収容)を建設中。現在は通学制だが、寄宿舎完成後より一部の生徒が入寮予定。年間予算は約400万円。現在、障害児・者支援(2018-1次隊)の隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では学習能力レベルに応じて日常生活活動や読み書き、算数、コミュニケーション等を指導している7クラスと、職 業訓練の2クラスを設けている。半数の生徒は更衣や自立排泄ができるが、残り半数は介助と訓練を必要としている。
配属先では、日常生活活動(ADL)等の自助スキルや職業技術等で将来の自立を目標にしている。現在、作業療法士は在籍しておらず、理学療法士が毎日学校を訪問して指導を行っている。隊員は、学びや遊びなどの作業を通じた運動機能の向上や、自助具の製作等を期待されており、担当教員と共に生徒達への指導を行い、教師との協働を図ってほしいと要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.生徒の障害の状況や能力を確認した上で、個別指導計画との関連性を図りながら、個々の作業療法計画を立てる。
2.同僚教師と共に遊び、食事、工作その他の作業に係る指導を行う。必要に応じて、指導方法に関する医学的側面からの助言を行う。
3.個々の障害に応じた補助用具を開発し、コミュニケーション手段の確立、感覚・運動機能の向上を図る。
4.配属先及び他の特別支援学校の教員に対し、作業療法に関するワークショップを企画・開催する。
5.同配属先や同地域で活動しているJICA海外協力隊と情報交換等による連携で、課題解決にむけた活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、運動場、セラピールーム(マットレスや歩行器具など簡単な設備あり)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長は女性。教員は16名。いずれも特別支援学校教諭免許取得者で、経験5~15年。年齢層は20~40代。
サポートスタッフは女性のみ9名、高卒、20代~30代。
活動対象者:年齢は6~28歳、約150名
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動を実施するにあたり必要
[参考情報]:
・子供に対する実務経験があればなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~26℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)