要請番号(JL52416B17)
募集終了
3代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
チョロ県病院
3)任地( チョロ県チョロ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同病院は人口約60万人のチョロ県内で治療、予防、啓発など総合的な医療サービスを提供すると共に、県内の医療行政全般を担当している。診療・投薬共に無料。県内には保健省管轄の医療施設として3つの病院、村落部には15のヘルスセンターや診療所がある。年間予算は約270万米ドル。活動部署となる薬局部門は県病院利用者に対する投薬を行うだけでなく、県下ヘルスセンター等への医薬品配給を行う物流拠点としても機能している。現在、薬剤師JVの他に、看護師JVが5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の院内での普及を目指し活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マラウイでは医薬品の大部分を外国からの援助に頼っており、配給量が限られていることに加え、薬剤の適正使用をモニタリングする体制が整っていないことや医療従事者の知識不足により、重要な医薬品ですら在庫切れがしばしば生じている。そのため、5S-KAIZENアプローチを用いて薬局の業務を改善し、在庫管理の適正化、発注、受注など流通全般の効率化、患者待ち時間の削減等の取り組みに対する支援が求められており、定着にはまだ時間を要することから後任が要請された。同病院で活動中の看護師JVとの連携、また、国内で5S-KAIZEN活動を行う他のJIVとも協力して、5S-KAIZENの全国展開を支援することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
薬局スタッフ、院内の看護師JV等と共に以下の業務にあたる。
1. 薬局における5S-KAIZEN活動を推進し、在庫探索時間の短縮、発注管理の効率化、薬剤保管状況の適正化を図る。
2. 院内スタッフによる薬剤の誤使用や投薬漏れなどを予防し、薬剤使用の安全性を向上させる取り組みを行う。
3. 5S-KAIZENに取り組む他のJVと協力し、院内外への5S-KAIZEN普及を促進する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
在庫管理用PC
4)配属先同僚及び活動対象者
薬剤技術者2名(男性、30代、短大卒レベル) ※内1名がカウンターパート
薬局内アシスタント6名(男女、高卒レベル)
県医療担当官(男性、医師/5S担当者)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(薬剤師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)