要請番号(JL52416B33)
募集終了
3代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カスング県病院
3)任地( カスング県カスング ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カスング県病院は病床数約250の総合病院である。県内の23のヘルスセンターを統括するとともに県の保健行政全般も担当し、県下約68万人に対して保健医療サービスを無料で提供している。2008年には日本の無償資金協力によるヘルスセンターの建設と各医療施設に対する基礎的医療器材の供与が行われた。
栄養士JVの中心的な活動部署となる配膳部門は、院内入院患者のための給食を調理するとともに、生活習慣病患者への食事指導等も実施することとなっている。栄養失調児のケアは栄養失調児病棟や地域保健課が行っている。2015年7月より2代目栄養士JVが活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では食事は分量を第一としたもので、栄養バランスが考慮されていないことが多い。また、日常利用する食材の種類も乏しいことに加え、調理法は保守的な伝統食が多く、食事の多様性に欠ける。そのため、乳幼児や妊産婦を中心に栄養失調が深刻な問題となっているとともに、糖尿病や高血圧症といった生活習慣病も増加している。
これまで前任者が糖尿病、高血圧やエイズ患者への栄養指導を試みてきたが、定着にはさらに時間を要すると見込まれることから後任が要請された。
当国保健省はJICA専門家の支援のもと、5S-KAIZEN-TQM(整理整頓等の品質管理手法を用いた医療サービス改善運動)の全国展開も進めている。JVにはそのサポートも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配膳部門、小児病棟、地域保健課、HIV/AIDSクリニック等の関係部署のスタッフと協働し、以下の活動が定着するよう支援を行う。
1.妊産婦、糖尿病患者、HIV陽性者等に対する食事指導と、食事内容のモニタリングを行う。
2.母子の栄養失調に対し、地元の食材を活用した栄養指導を行い、地域における母子の栄養改善に取り組む。
3.JVが日常活動する部署を中心に、整理・整頓活動を通じた医療サービスの向上を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康教材等
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
配膳課長(男性40代)
病院スタッフ(医師、準医師、看護師、配膳課スタッフ、計約100名)
【活動対象者】
妊産婦、乳幼児、糖尿病患者、HIV陽性者、地域住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)